パレスチナ「人道地区」にイスラエル軍が攻撃 女性・子ども含む70人が死亡 避難民ら40万人が生活
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの「人道地区」に攻撃を加え、70人が死亡し、200人以上が負傷した。
攻撃が行われた地域は40万人の避難民が生活しており、避難の時間が不十分だったと報告されている。
イスラエル軍は攻撃の直前に一部の住民に退避を要請していたが、非難も受けている。
パレスチナ自治区ガザで「人道地区」に指定していた地域などをイスラエル軍が攻撃し、女性や子どもを含む70人が死亡しました。
ガザの保健当局は、イスラエル軍が22日に南部ハンユニスで「人道地区」に指定していた地域などを攻撃し、女性や子どもを含む70人が死亡し、200人以上が負傷したと発表しました。
イスラエル軍は、攻撃を開始する数分前に一部の住民に対して退避を要求していました。
ガザ保健当局によりますと、この地域には避難民ら40万人が生活していて、イスラエル軍の攻撃が始まる前に避難をするための十分な時間はなかったと非難しています。
イスラエル軍は、この地域にイスラム組織「ハマス」の拠点などがあったため攻撃を行ったと主張しています。