「人道地区」を攻撃、70人死亡 ガザ南部でイスラエル軍

AI要約

パレスチナ自治区ガザの保健当局によると、イスラエル軍がガザ南部ハンユニスで「人道地区」を攻撃し、死者70人、負傷者200人以上が出た。

軍は「ハマスが再武装している」と主張し、攻撃前に一部住民に退避を要求したが、15%近くのエリアを砲撃や空爆した。

ハマスは攻撃を非難し、「抵抗を続ける」と声明を出した。

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は22日、イスラエル軍がガザ南部ハンユニスで「人道地区」に指定していた地域を攻撃したことによる死者が70人、負傷者が200人以上になったと発表した。イスラム組織ハマスは攻撃を非難し「抵抗を続ける」との声明を出した。

 国連人道問題調整室(OCHA)によると、軍が22日の攻撃直前、一部住民に退避を要求した「人道地区」のエリアは全体の15%近くを占めた。軍は「ハマスが再武装しているとの情報を得た」などとして砲撃や空爆を行ったと主張した。