ロシアのハッカー指導者ら制裁 米インフラにサイバー攻撃

AI要約

米財務省がロシア政府と連携するハッカー集団に制裁を科すことを発表。

同ハッカー集団は米欧のインフラを攻撃し、給水やエネルギーのシステムを操作。

ハッカー集団はテキサス州の貯水タンクに関与し、サイバー攻撃の実績を持つ。

 【ワシントン共同】米財務省は19日、ロシア政府と連携するハッカー集団「サイバー・アーミー・オブ・ロシア・リボーン」の指導者と主要ハッカーの計2人に制裁を科すと発表した。米国の重要インフラにサイバー攻撃を行ったとしている。米国内の資産を凍結し、金融取引も制限する。

 米財務省によると、同ハッカー集団は米欧の給水、エネルギー施設などのシステム機器を操作。今年1月には、米南部テキサス州の貯水タンクの漏水に関与したとする動画を投稿していた。