バイデン氏の大統領選撤退の決断「近づいている」 米報道相次ぐ

AI要約

バイデン米大統領(81)が撤退を決断する見通しであり、民主党内で圧力が高まっている。

現職大統領にかつてない撤退圧力がかかっており、選挙まで4カ月を切っている。

ペロシ氏がバイデン氏に撤退を受け入れるよう伝えており、影響力が強いとされている。

バイデン氏の大統領選撤退の決断「近づいている」 米報道相次ぐ

 バイデン米大統領(81)が近く、大統領選からの撤退を決断するとの見方が民主党内で一気に強まっている。民主党の重鎮ペロシ元下院議長はバイデン氏が撤退の決断に近づいていると米メディアに話した。米NBCもバイデン氏に近い人物が「終わりは近い」と語ったと報じた。

 11月の大統領選まで4カ月を切るなか、再選をめざす現職大統領にかつてない撤退圧力がかかっている。

 ワシントン・ポスト紙は18日、バイデン氏と意思疎通を続けるペロシ氏が、バイデン氏が遠からず撤退を受け入れると思うと周囲の下院議員に伝えたと報じた。

 ペロシ氏はバイデン氏の判断にも影響力があり、党内の懸念を本人に伝える役割を担ってきた。CNNによると、ペロシ氏は先週も、このままでは大統領選でトランプ前大統領に敗れるだけでなく、民主党が下院選で過半数を得る機会も潰すことになるとバイデン氏に伝えたという。