沖縄県立西原高マーチングバンド、台湾総統府で演奏 招待受け訪台
AI要約
沖縄県立西原高校のマーチングバンド部が18日、台湾・台北市の総統府を訪問し、演奏を披露した。
台湾側の招待で部員ら約60人が台湾を訪れ、20日には台北での音楽会で演奏する予定。
演奏を通じて沖縄と台湾の友情と連帯が深まることが期待されている。
沖縄県立西原高校のマーチングバンド部が18日、台湾・台北市の総統府を訪問し、頼清徳総統らの前で演奏を披露した。同部は国内外の大会で優秀な成績を収めている。台湾側の招待で部員ら約60人が訪台し、20日には台北での音楽会などで演奏する。
総統府では、部員らが吹奏楽にダンスや歌を交えたパフォーマンスを見せた。部員の一人から太鼓の一種「スネアドラム」の手ほどきを受けた頼氏が、たたいてみせる場面もあった。
同部の仲里音奏（おとか）部長は「沖縄と台湾は地理的に近く、多くの歴史や絆を共有してきた。演奏を通じて友情と連帯が深まることを願っています」とあいさつ。頼氏は「あふれんばかりの元気と活力を運んでくれたことに感謝したい。皆さんの訪問で台湾と日本の友好はさらに深まった」と述べた。
同部は20日夜に総統府が主催する音楽会に登場し、台湾の世新大学チアリーディングチームと共演。台北のランドマークである高層ビル「台北101」などでも演奏する。【台北・林哲平】
