台湾海峡で「とてつもない数の中国機を確認」今年最大規模! 多数の機体が現れた目的は?

AI要約

台湾国防部が2024年7月10日から11日にかけて、66機の中国軍用機を確認。うち56機が台湾防空識別圏に侵入し、対応に追われた。

66機は今年最多で、海軍の艦艇も7隻確認。空母「山東」との合同演習で、艦載機も含まれる。

中国の脅威が高まる中、台湾は警戒を強化。国際関係の緊張が続く中での動きに注目が集まっている。

台湾海峡で「とてつもない数の中国機を確認」今年最大規模! 多数の機体が現れた目的は?

 台湾国防部は2024年7月10日から11日にかけて、計66機の中国の軍用機を台湾本島付近で確認したと発表しました。

 66機のうち56機は台湾海峡の中間線を越境し台湾北部、南西部、南東部の防空識別圏に侵入したとのことで、国防部は「状況を監視し、それに応じて航空機、艦艇、沿岸ミサイルなどで対応した」と発表しています。

 この66機という数は今年最多で、歴代でもかなり多い数になるようです。さらに周辺には中国人民解放海軍の艦艇も7隻確認されたとのことです。

 これら艦艇や軍用機は、西太平洋に展開している空母「山東」と合同で演習を行っているとみられ、今回確認された軍用機なかにも、空母「山東」の艦載機がかなりの数含まれています。