「兵器供与やめれば戦争終わる」露ラブロフ外相、米副大統領候補のウクライナ支援“消極姿勢”を歓迎

AI要約

ロシアのラブロフ外相は、アメリカの大統領選挙で共和党の副大統領候補に指名されたバンス上院議員のウクライナ支援に消極的な姿勢を歓迎し、兵器供与をやめれば戦争は終わると述べた。

バンス氏はウクライナ支援に消極的な姿勢を強調しており、ロシアの姿勢に共感を示している。

ラブロフ外相は、バンス氏がウクライナに兵器を供与しなければ解決策を模索できると述べ、公平で互いを尊重し合えるアメリカの指導者であれば、ロシアは協力する用意があるとしている。

「兵器供与やめれば戦争終わる」露ラブロフ外相、米副大統領候補のウクライナ支援“消極姿勢”を歓迎

ロシアのラブロフ外相は17日、アメリカの大統領選挙で共和党の副大統領候補に指名されたバンス上院議員がウクライナ支援に消極的であることを歓迎し、「兵器の供与をやめれば戦争は終わる」と述べました。

バンス氏は副大統領候補に指名後、FOXニュースの取材に「トランプ氏は、ロシアやウクライナと交渉し事態を迅速に収束させ最大の脅威である中国に集中することを約束している」と強調するなどウクライナ支援には消極的な姿勢をとり続けています。

こうした中、ロシアのラブロフ外相は17日、ニューヨークの国連本部で会見を開き、バンス氏の姿勢を歓迎した上で「ウクライナに兵器を大量に供与することをやめれば戦争は終わり、解決策を模索することができる」と述べました。

その上で、「公平で互いを尊重し合えるアメリカの指導者」であれば、ロシアは協力する用意があるとしています。