米検察が韓国系元CIA分析官起訴 韓国情報機関「意思疎通中」
AI要約
韓国系米国人で北朝鮮専門家のテリー氏が韓国政府のエージェントとして活動した疑いで米検察に起訴された。
国情院は韓米の情報当局が緊密に連携していると強調し、外交部はコメントを控えた。
テリー氏は容疑を否認しており、要請を受けて米政府関係者との会合を取り持ち、見返りに高級バッグや研究活動費を受け取ったとされる。
【ソウル聯合ニュース】韓国系米国人で北朝鮮専門家として知られる米中央情報局（CIA）元分析官のスミ・テリー氏が、韓国政府のエージェントとして活動したとして米検察に起訴されたことについて、韓国情報機関の国家情報院（国情院）は17日、「韓米の情報当局が緊密に意思疎通している」と説明した。
内容については明らかにしなかったものの、両国の情報協力に問題がない点を強調したものと受け止められる。
一方、外交部当局者は「外国の司法手続きが進行中の事案について言及するのは適切でない」としてコメントを控えた。
裁判書類などによると、テリー氏は2013年から昨年6月ごろまで、国情院高官の要請を受けて米政府関係者との会合を取り持ち、その見返りに韓国政府側から高級バッグや研究活動費などを受け取ったとされる。
テリー氏側は容疑を否認している。
