女性の虚偽通報で「性犯罪者」扱い…濡れ衣晴らしても謝罪を受けられない韓国男性の憤り

AI要約

20代男性が女性の虚偽通報で性犯罪の疑いを受け、警察に取り調べを受けたが、容疑なしの処分を受けた。

男性は事件で苦しんだが、支援してくれた人々に感謝の気持ちを表明し、虚偽通報をした女性や警察から謝罪を受けていないと不満を述べた。

警察は虚偽通報した女性を誣告容疑で捜査を検討しており、不適切な警察官にも処分を考えている。

女性の虚偽通報で「性犯罪者」扱い…濡れ衣晴らしても謝罪を受けられない韓国男性の憤り

【07月16日 KOREA WAVE】女性の虚偽通報で性犯罪の疑いを受け、警察の取り調べを受けた韓国の20代男性が、容疑なしの処分を受けて支援してくれた人たちに感謝の意を伝えた。一方で、虚偽通報をした女性や警察からは何の謝罪も受けていないと訴えている。

京畿道華城東灘(キョンギド・ファソン・トンタン)警察署は6月28日、強制わいせつ容疑で調べていた男性について容疑なしで捜査を終結したことを明らかにした。通報した女性が「うそだった」と告白したからだ。

男性は同23日午後5時10分ごろ、自宅のある団地の管理事務所の女子トイレでのぞき見をしたとして通報された。容疑者にされた男性は警察官とのやり取りを録音してユーチューブに掲載するなどして無実を訴え、結局、女性が虚偽だったことを認めた。防犯カメラ映像も無実の証拠になった。

捜査終結を受けて男性はユーチューブチャンネルで「皆さんの関心がなかったら、簡単に解決しなかっただろう。言葉では言い表せないほどうれしい」と心境を語った。

そして「事件直後からまともに眠れず、食欲もなく心臓が締め付けられ息が詰まって気が狂いそうだった」と述べたうえで「通報者からも警察からも何の謝罪もない」と明かした。

警察はネットユーザーから厳しい批判を受けており、女性を誣告(ぶこく)容疑で捜査するか検討している。また男性に不適切な言動を取った警察官についても処分を検討しているという。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News