「半ズボン姿、しゃがんだら露出」で性犯罪者扱い…韓国「故意の証拠」不十分、不起訴

AI要約

20代男性が公然わいせつ容疑で送検されたが、不起訴処分となった。

男性は60代女性に性器を露出した疑いをかけられたが、証拠不十分で不起訴となった。

事件は20代男性が犬をなでている最中に起こり、女性が警察に通報したことで発覚した。

「半ズボン姿、しゃがんだら露出」で性犯罪者扱い…韓国「故意の証拠」不十分、不起訴

【07月15日 KOREA WAVE】韓国の警察が性器を露出したとして公然わいせつ容疑で送検した20代男性が不起訴処分となった。

京畿道華城(キョンギド・ファソン)の東灘(トンタン)警察署などによると、昨年8月ごろ、60代女性が華城市永川洞(ヨンチョンドン)の通りで犬の散歩をしていた。

途中で出会った20代男性がしゃがみ込んで愛犬をなで始めると女性は驚いて逃げ出し、警察に通報した。「男性が子犬に触りながら性器を見せた」というのだ。

時間は午後8時7分だが、夏の日が落ちるのは遅く、街灯もついていた。出動した警察は事件現場近くの防犯カメラ映像から男性を割り出し、男性が当時、下着を着けずに短い半ズボン姿だったことを把握した。半ズボンの脇から露出したという。

男性は調べに対し「子犬をなでたのは事実だが、わざと性器を見せたことはない」と容疑を否認。それでも警察は故意に見せたとして起訴すべきとの意見をつけて検察に送致した。

しかし、検察は証拠不十分を理由に不起訴処分にした。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News