警視庁巡査、少女2人にわいせつ容疑 書類送検、免職「欲望に負け」

AI要約

警視庁の男性巡査が少女にわいせつな行為をし、撮影した疑いで書類送検され、懲戒免職になったことが明らかになった。

巡査は16歳未満の少女とわいせつな行為を繰り返し、スマートフォンで撮影していたことが分かった。

このような行為は警察官として許されないものであり、厳正な処分を受けることになった。

警視庁巡査、少女2人にわいせつ容疑 書類送検、免職「欲望に負け」

 少女にわいせつな行為をし、撮影したなどとして、警視庁は12日、月島署地域課の男性巡査(23)を不同意性交や性的姿態撮影等処罰法違反などの疑いで書類送検し、発表した。同日付で懲戒免職にした。「犯罪にあたることは分かっていたが、欲望に負けた」と話しているという。

 人事1課によると、巡査は昨年12月と今年4月、千葉県内のホテルで16歳未満の少女とわいせつな行為をし、スマートフォンで撮影。今年1月には別の18歳未満の少女にわいせつな行為をするなどした疑いがある。

 巡査は2人とチャットアプリで知り合い、16歳未満の少女とは交際関係だったという。今年4月にこの少女が月島署に相談し、発覚した。幡野徹・警務部参事官は「警察官として言語道断の行為であり、厳正に処分した。指導教養を徹底し、信頼回復に努める」と話した。