男性の短パンは見たくない、気持ち悪いとの批判に小原ブラスは「短パン男の足」にガッカリ…なぜ?

AI要約

男性の短パンに対する嫌悪感について言及し、足の毛の処理に対する疑問を提起。

男性の脱毛やメイクの流行に対する疑問と、自然体でいる男性に魅力を感じる意見を述べる。

いよいよ本格的な夏を迎え、暑さとの戦いの日々が始まった。気温が上がるにつれて、服の布面積が少なくなるのも無理はない。SNSで「男性の短パンは見たくない」という投稿がバズったのを見て、短パンを控えようと思った人もいるかもしれないが、街中は今年も短パン男性であふれている。

男性の短パンを「ダサい」「気持ち悪い」と不快に思う理由としては、「休日のお父さんみたいな感じ」とか「小学生みたい」などのファッションセンスと、「ゴツい足が見苦しい」という男性性に対する、2種類の嫌悪感があり、強い拒否反応を引き出しているようだ。

個人の自由であるファッションに文句をつける権利は他人にはないし、見たくないなら街を出歩かなければいいだけ――という前提で、僕も最近の短パン男性には物申したいことがある。事務所の仲間から「あまり敵を作るようなことばっかり言うな」と注意を受けているので、あくまで一個人のゲイの戯れ言だと思って不真面目に受け取ってほしい。

僕は男性の短パンを見ても何とも思わないし、組み合わせ次第では短パンはオシャレだと思っている。見ててガッカリするのは短パンそのものではなくて、「最近の短パン男性の足、毛が生えてなくてツルツルしすぎ!」という問題だ。特に20代や30代はどいつもこいつも脱毛しすぎ!

こんなことを言うと、「ジェンダー平等の時代に!」とか「男女差別だ!」と怒られるんだろう。男性の足の毛が見苦しいと思っている人からは「男性だって毛の処理をするべきだ」と反論があるかもしれない。それでも、僕のような人もいることは表明しておきたいのだ。「足の毛を完璧に処理するような男は好みじゃない!」

そりゃあ、男性にむだ毛の処理をしてほしい女性が多いのは事実かもしれない。電車に乗れば、街を歩けば、どこもかしこも脱毛の広告。足だけではなくてヒゲも脱毛した方が毎日のヒゲ剃りも楽だろう。

今は男性だって全身脱毛は当たり前。脱毛どころか最近はコンシーラーやファンデーションで男性がメイクもする時代。あちこち抜け目なく手入れされた男性が素敵だともてはやされる。時代が進んで新しい価値観が増えて素晴らしい。でも、本当に「それが好き!」と思っているのが大多数なのだろうか。僕は美容にいそしむ男性は自由にしたら良いと思うけど、いわゆる「好み」ではないから疑問なのだ。もっとワイルドでオーガニックに生きている男性に魅力を感じるのだ。