中国の4月~6月のGDPは4.7%増 年間目標の5%前後下回る

AI要約

中国の4月~6月のGDPは4.7%の伸び率で年間目標を下回るものの、目標に近い成績を記録。

消費の伸びが減速し、不動産投資はマイナス幅が拡大。価格は11カ月連続で下落。

中国共産党の重要会議に合わせ、記者会見を行わずにインターネットで発表。

中国の4月~6月のGDPは4.7%増 年間目標の5%前後下回る

 中国の4月~6月のGDP(=国内総生産)の伸び率は4.7%のプラスとなり、年間目標の5%前後を下回りました。不動産の不況も続いています。

 中国の国家統計局によりますと、1月~6月の消費の伸びはプラス3.7%と、1月~3月のプラス4.7%から減速しました。

 また、不動産開発投資は1月~6月のマイナス幅が10.1%と拡大し、新築の住宅価格は70都市のうち50都市以上で、11カ月連続で価格が下落しています。

 ただし、1月~6月の半年間でのGDPの伸び率は5.0%で、目標の5%前後には届いています。

 今回のGDP発表は記者会見をせず、インターネットでの発表となりました。15日から始まる中国共産党の重要会議の日程と重なったためとみられます。(ANNニュース)