ガザ南部に空爆、71人死亡 標的はハマス軍事部門トップか

AI要約

イスラエル軍がガザ南部でハマスのトップを標的とした空爆を実施し、71人が死亡したと報じられている。

攻撃は避難民のシェルターに行われ、デイフ氏の護衛役らも犠牲になった可能性がある。

今回の攻撃により、イスラエル軍への批判が高まる可能性がある。

ガザ南部に空爆、71人死亡 標的はハマス軍事部門トップか

 イスラエル軍ラジオなどは13日、軍がパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラム組織ハマスの軍事部門トップ、ムハンマド・デイフ氏を標的とした空爆をおこなったと伝えた。ガザ保健省はこの空爆で少なくとも71人が死亡したとしている。デイフ氏に対する攻撃の詳しい状況は明らかになっていない。

 イスラエル軍ラジオによると、死者の中にはデイフ氏の護衛役らハマス関係者が含まれているとしている。デイフ氏らは空爆当時、フェンスで囲まれた民間施設の中にいたという。

 イスラエルのネットメディア・ワイネットは今回の攻撃について、避難民のシェルターに対して行われた「異例の空爆」だったと伝えている。イスラエル軍がデイフ氏を標的として重要視していたことを示しているとみられるが、今後、民間人の犠牲が明らかになれば、軍への批判が高まる可能性もあるとみられる。