スターマー英新首相が「サッカー外交」 欧州選手権の快進撃で

AI要約

新首相がサッカー外交を展開し、欧州選手権での快進撃を祝福。

他国の首脳との親睦を深めるためにサッカー談議を楽しむ。

バイデン大統領との会談でもサッカーユニホームをプレゼントし、好意的な反応を得る。

 【ワシントン時事】今月就任したばかりのスターマー英首相は、米ワシントンで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で「サッカー外交」を展開した。

 英国の大部分を占めるイングランドの代表チームが開催中の欧州選手権で快進撃を見せる中、他国の首脳とサッカー談議に興じた。

 スターマー氏は10日、欧州選手権準決勝のイングランド対オランダ戦をオランダのスホーフ首相と一緒にテレビ観戦。お互いの代表チームのユニホームも交換し合った。試合はイングランドが勝利した。

 バイデン米大統領との首脳会談でも、バイデン氏から「おめでとう」と声を掛けられた。記者団から優勝の可能性を問われたスターマー氏が上機嫌に「そうなりそうだ」と応じると、バイデン氏も「全部首相のおかげだ」と持ち上げた。

 英メディアによると、スターマー氏は会談でバイデン氏にイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルのユニホームをプレゼント。スターマー氏はアーセナルの熱烈なファンで知られる。