【致命的言い間違い】バイデン氏がよりによってゼレンスキー氏を「プーチン」…ハリス副大統領を「トランプ」とも 医師は認知機能低下を指摘

AI要約

アメリカのバイデン大統領が、ウクライナの大統領をプーチン大統領と誤って紹介し、さらに他の失言も犯していることが話題となっている。

バイデン大統領の言い間違いには、ハリス副大統領をトランプ副大統領と間違えるなどが含まれており、批判を浴びている。

専門家によると、バイデン大統領の年齢からくる認知機能の低下が原因で、注意が必要だと指摘されている。

【致命的言い間違い】バイデン氏がよりによってゼレンスキー氏を「プーチン」…ハリス副大統領を「トランプ」とも 医師は認知機能低下を指摘

大統領選からの撤退を求める声が収まらないアメリカのバイデン大統領が、ウクライナの大統領ゼレンスキー氏を「プーチン大統領です」と紹介する、致命的な言い間違いを犯してしまった。

ほかにもハリス副大統領を「トランプ副大統領」と言い間違えるなど、失言が相次いでいる。

まずは、11日のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議での発言だ。

バイデン大統領:

それではウクライナの大統領にマイクを渡したいと思います。彼は決断力と勇気があります。

皆さん、プーチン大統領です(President Putin)。

ウクライナのゼレンスキー大統領と紹介するはずが、こともあろうか、戦争の相手国・ロシアの「プーチン大統領」と言い間違えたのだ。

この直後…。

バイデン大統領:

プーチン大統領?

われわれはプーチン大統領を倒すんだ。ゼレンスキー大統領です。私はプーチン大統領を倒すことに集中していた。

自ら言い間違いに気づき、釈明した。

言い間違えられてしまったゼレンスキー大統領も、少し戸惑った様子を見せたが、バイデン大統領が訂正すると、すぐに笑顔を見せて握手に応じた。

アメリカメディアが、この言い間違いを「恥ずかしい失態」などと速報で報じる中、このあと行われた記者会見でも、バイデン大統領は、またやらかしてしまった。

記者から、ハリス副大統領について聞かれたときのこと。

バイデン大統領:

彼女が大統領にふさわしいと思わなければ、私はトランプ副大統領を副大統領に選ばなかった。

「ハリス」というべきところを「トランプ副大統領(Vice President Trump)」、政敵である「トランプ」と言い間違えてしまったのだった。

この言い間違いには、トランプ氏も「よくやった ジョー!」と自身のSNSに投稿し、バイデン大統領を皮肉った。

相次ぐ言い間違いに、日本の街の人からは「大統領なのに大事なところを間違えるのどうなの」、「びっくりですよね。あんなに間違えてて、大統領でいること自体が無理があるなと」、「尋常なことではないですよね。とりあえず出馬はやめた方がいいんじゃないかと思います」といった厳しい声が聞かれた。

実はバイデン大統領は、これまでにも大きな言い間違えを何度もしていた。

2024年2月の選挙集会では、フランスのマクロン大統領と言うべきところを「ミッテラン大統領、ドイツの…、いやフランスの」と、1980年代のフランス大統領だったミッテラン氏と言い間違え。

さらにドイツのメルケル前首相を、その前の前の首相、コール元首相と言い間違えることもあった。

なぜこんなにも言い間違いが多いのか、医師にも聞いてみた。

加藤プラチナクリニック 加藤俊徳院長:

年齢からすると78歳以上、80代に入ると認知機能の低下というのは、普通の方であってもおかしくないと思います。

脳の仕組みも徐々に使わないところが目立ってきて、使わないところが衰えるという傾向が、70代後半、80代からより鮮明になってくる。非常に注意しなければいけない年齢だと思います。

アメリカ大統領選挙まで、あと4カ月。

バイデン大統領の今後の発言に注目だ。

(「イット!」7月12日放送より)