バイデン氏側近、米大統領選撤退説得へ議論 ハリス氏想定の調査も 米紙

AI要約

高齢不安が広がる民主党のバイデン大統領(81)について、一部側近が撤退を説得する方法を議論していると報じられている。

バイデン政権や選挙陣営の一部が出馬続行を疑問視し始めており、ハリス副大統領が後継候補になる可能性も検討されている。

共和党のトランプ前大統領への勝算や有権者の反応を調査する準備も進められている。

 【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、高齢不安が広がる民主党のバイデン大統領(81)について、同氏の一部側近が大統領選からの撤退を説得する方法を議論していると報じた。

 ホワイトハウスは「事実でない」と否定したが、再選を目指すバイデン氏への逆風がさらに強まっている。

 同紙は関係者の話として、バイデン政権や選挙陣営の少なくとも2人が「出馬を続けるべきではない」と周囲に語っていると伝えた。また、陣営はハリス副大統領(59)が後継候補になった場合を想定し、共和党のトランプ前大統領に勝てるか否か、有権者の反応をひそかに調査するよう指示したという。