ウクライナかNATO消滅させよ ロシア前大統領、共同宣言に反発
ロシアのメドベージェフ前大統領は、NATOに加盟するウクライナを威嚇し、消滅させるべきだと主張した。
メドベージェフは、NATO首脳会議の共同宣言に反発し、ウクライナかNATOの消滅を示唆した。
この発言により、ロシアの対ウクライナ姿勢がますます硬化していることが浮き彫りになった。
ロシアのメドベージェフ前大統領(安全保障会議副議長)は11日、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟するくらいなら、ロシアはウクライナかNATOを「消滅」させるべきだと威嚇した。
通信アプリ「テレグラム」に記した。
投稿は、米ワシントンで開催されたNATO首脳会議の共同宣言で「ウクライナの欧米への統合に向けた不可逆的な道を進むため、加盟国が支援を続ける」とうたわれたことに反発。「不可逆的な道が、ウクライナかNATOの消滅のどちらかによって終わるよう(ロシアは)あらゆることをしなければならない」と主張した。