韓国・ウクライナ大統領 NATO会議夕食会であいさつ＝武器支援に言及か
AI要約
韓国の尹大統領がNATO首脳会議へ出席するために訪米し、バイデン大統領主催の歓迎夕食会でウクライナのゼレンスキー大統領と会談。
尹大統領とゼレンスキー大統領は11日のNATO関連会議でも再会する予定で、対面が注目されている。
ゼレンスキー大統領が武器支援の拡大を要請する可能性がある中、韓国政府はロシアの侵攻に関する方針を再検討すると表明。
【ワシントン聯合ニュース】北大西洋条約機構（NATO）首脳会議に出席するため米ワシントンを訪問している韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は10日（現地時間）、バイデン米大統領がホワイトハウスで開いた歓迎夕食会でウクライナのゼレンスキー大統領とあいさつを交わした。
尹大統領夫妻とゼレンスキー大統領夫妻はホワイトハウスのバルコニーであいさつをした。この場には岸田文雄首相もいた。尹大統領とゼレンスキー大統領は11日のNATO関連会議などに出席する予定で、再び顔を合わせる可能性がある。
一部からはゼレンスキー大統領が尹大統領と対面する場合、武器支援の拡大を要請する可能性があるとの見方が出ている。北朝鮮とロシアが事実上の軍事同盟とされる条約を締結したことを受け、韓国政府はロシアの侵攻を受けるウクライナに殺傷兵器を支援しないとの従来の方針を再検討すると表明している。
