ウクライナ死者37人に 小児病院にロシア巡航ミサイル
ロシアのウクライナ攻撃で37人が死亡し、170人が負傷した惨事が起きた。
ウクライナの首都キーウでは小児病院も被害を受け、9日が服喪の日とされた。
ロシアとウクライナの説明が食い違う中、攻撃に関する非難や報道が続いている。
【キーウ時事】ロシアがウクライナ各地を狙った8日の攻撃は、死者37人、負傷者170人の惨事となった。
ゼレンスキー大統領が8日、通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。最多の犠牲者を出し、小児病院の一部も崩壊した首都キーウ(キエフ)は9日を服喪の日とした。
ウクライナ保安局(SBU)は、小児病院に撃ち込まれたのは爆撃機の巡航ミサイルだったと発表し、プーチン政権による「戦争犯罪」と非難。ロシア国防省は「ウクライナの防空ミサイルが落下した」と主張したが、独立系メディアは映像から巡航ミサイルだと断定した。