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「ロシアと中国の船舶の安全は保障」...イエメン・フーシ派との「危険な急接近」
ウクライナ侵攻後、ロシアが中東イエメンのフーシ派との関係を強化していることが報じられている。
米政府高官によると、ロシアのプーチン大統領がフーシ派への対艦弾道巡航ミサイルの供与を検討しているという。
一方、サウジアラビアのムハンマド皇太子は昨年末にプーチンと会談し、フーシ派へのミサイル供与に反対の意を表明した。
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ウクライナ侵攻後、西側に批判的な国や勢力との連携を深めてきたロシアが、中東イエメンのシーア派武装組織で親イランのフーシ派との関係を強化している。
中東専門ニュースサイトのミドル・イースト・アイは6月28日、匿名の米政府高官の話として、ロシアのプーチン大統領がフーシ派への対艦弾道巡航ミサイルの供与を検討していると報じた。
イスラエルのガザ攻撃が始まった昨年10月以降、フーシ派は紅海や地中海で商船や西側の軍艦への攻撃を繰り返してきたが、今年に入ってロシアと中国の船舶については安全を保障すると約束。
また、ロシア製の超音速対艦ミサイル、P-800オーニクスを既に入手しているとされ、独自の超音速ミサイルの開発を始めたとの説もある。
一方、こうした連携に異を唱える勢力もある。
サウジアラビアのムハンマド皇太子は昨年末にプーチンと会談し、フーシ派へのミサイル供与に反対の意を表明したとされる。