韓国軍の射撃訓練は「情勢激化の挑発的行動」 北朝鮮の金与正氏が談話で反発

AI要約

金正恩総書記の妹が、韓国軍の射撃訓練を挑発的と批判

韓国政府が南北軍事合意停止を受けて射撃訓練を実施

北朝鮮と韓国の対立が激化、双方が非難の応酬

韓国軍の射撃訓練は「情勢激化の挑発的行動」 北朝鮮の金与正氏が談話で反発

北朝鮮の金正恩総書記の妹・与正氏は、韓国軍が軍事境界線近くで射撃訓練を実施したことについて「明白な情勢激化の挑発的行動だ」と反発する談話を出しました。

韓国政府が先月、2018年に締結された南北軍事合意の効力を全面的に停止したことを受け、韓国軍は2日、軍事境界線近くでおよそ6年ぶりに砲撃を交えた射撃訓練を実施しました。

こうした動きについて金与正氏は、きょう報じられた談話で「明白な情勢激化の挑発的行動だ」と反発。さらに、韓国で尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案の発議を求める人が100万人を超えたことに言及し、「最悪の執権危機に追い込まれた」と揶揄しました。

韓国統一省は「北朝鮮の政権は基本的人権を抑圧する自らの姿をまず振り返るべきだ」と反論しています。