イラン体制変化へ圧力を 大統領選の改革派当選受け イスラエル外相

AI要約

イスラエルのカッツ外相は、イランの大統領選で改革派が勝利したことにより、イランの体制に対する国民の不満が示されたと指摘し、国際社会にイランへの圧力強化を訴えた。

カッツ氏は、革命防衛隊をテロ組織と指定し、核開発と武装組織への支援停止を求めるべきだと述べ、これが変化をもたらす唯一の方法だと主張した。

 【カイロ時事】イスラエルのカッツ外相は6日、X(旧ツイッター)に投稿し、イラン大統領選で改革派のペゼシュキアン元保健相が当選したことを受け、保守強硬派の最高指導者ハメネイ師が率いる体制に国民が「変化と反対」を突き付けたと指摘した。

 その上で、イランに対する国際社会の圧力強化を訴えた。

 カッツ氏は、国際社会は、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」をテロ組織と指定し、核開発と武装組織への支援の中止を求めなければならないと主張。「これが変化を実現する唯一の方法だ」と強調した。