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紅海の混乱、第3四半期も続く見通し=海運マースク
マースクは紅海でのコンテナ輸送が混乱し続け、第3・四半期も良くならないと警告。
海運会社は昨年からアフリカ経由の迂回ルートを取り、運賃が上昇。
最高経営責任者はコスト増が深刻化し、回収の見通しが難しいと述べた。
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[コペンハーゲン 1日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは1日、紅海経由のコンテナ輸送を巡る混乱が第3・四半期も続くとし、輸送業者や企業にとって厳しい状況になるという見解を示した。
マースクなどの海運会社はイエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での船舶への攻撃を回避するため、昨年12月以降、アフリカの喜望峰を回る迂回ルートを取っており、長距離航行により運賃が押し上げられている。
マースクは最近行われた顧客とのオンラインイベントでのビンセント・クラーク最高経営責任者(CEO)のコメントを引用し、「この状況が長引けば長引くほど、われわれのコストはより深く浸透していくだろう」と指摘。
「コストをどれだけの期間、どの程度回収できるかはまだ正確には分からない。現在の高い運賃は一時的なものだ」と述べた。