ミャンマーで拘束 イオン現地法人 勤務の男性「健康状態に問題なし」

AI要約

日本人がミャンマーでコメを規定価格より高く販売し拘束された事件について、日本大使館が被拘束者の健康状態に問題はないと発表した。

イオングループの現地法人の商品本部長がコメの価格決定権を持ち、設定価格より50%から70%高い価格で販売していたことが発覚した。

軍事クーデター以降、ミャンマーではコメや食用油などの価格が高騰し、軍事政権が統制を強めている。

ミャンマーで規定の価格より高くコメを販売したとして拘束されている日本人について、日本大使館は「健康状態に問題はない」と発表しました。

 ミャンマーの軍事政権は30日、設定された価格より50%から70%ほど高くコメを販売したとして、イオングループの現地法人に勤める日本人らを拘束したと発表しました。

 イオンによりますと、拘束されたのは、現地法人で商品本部長を務める笠松洋さん(53)で、商品の価格決定権を持っているということです。

 現地の日本大使館によりますと、笠松さんは最大都市ヤンゴンの警察署で取り調べを受けているということで「健康状態に問題はない」としています。

 ミャンマーでは軍事クーデター以降、コメや食用油などの価格が高騰し、軍事政権が統制を強めています。