フランス議会下院選挙 第1回投票 極右政党「国民連合」が大躍進へ マクロン大統領の与党連合失速か
フランスで30日、極右政党「国民連合」が議会下院選挙で大きく躍進し、第1党をうかがう勢いです。
マクロン大統領率いる与党連合は、第3勢力に転落する見込みで、7日の決選投票に向け様々な策が模索されています。
極右包囲網を作る可能性もあり、注目が集まっています。
フランスで30日、議会下院選挙の第1回投票が行われ、極右政党「国民連合」が大きく躍進する見通しです。
国民連合 ルペン前党首
「親愛なる同胞のみなさん。民主主義は声を上げ、フランス国民は国民連合とその同盟をトップに据え、マクロン陣営を事実上壊滅させました」
予測では定数577のうち、極右政党「国民連合」が230議席から280議席を獲得するとみられ第1党をうかがう勢いです。
一方、マクロン大統領率いる与党連合は、70議席から100議席と、第3勢力に転落する見込みです。
7日の決選投票に向け中道や左派を中心に候補者の一本化など「極右包囲網」を模索する可能性もあります。