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米大統領選討論会、視聴者4800万人 4年前から大幅減=ニールセン
米大統領選に向けたバイデン大統領とトランプ前大統領の初のテレビ討論会が開催され、視聴者数は約4800万人で、前回より低い結果となった。
討論会では候補者それぞれに制限時間が設けられ、バイデン氏は声のかすれや言葉に詰まる場面もあり、トランプ氏は攻撃的な姿勢を見せた。
次回の討論会は9月10日に予定されており、視聴率の上昇が期待されている。
![米大統領選討論会、視聴者4800万人 4年前から大幅減=ニールセン](/img/article/20240629/667f22b7f1be1.jpg)
Helen Coster
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米調査会社ニールセンが28日に公表した暫定データによると、11月の米大統領選に向けバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)が臨んだ1回目のテレビ討論会の視聴者数は約4800万人だった。
両氏の初顔合わせとなった2020年大統領選の第1回討論会での7300万人を大幅に下回り、両候補者に対する有権者の関心の低さを示唆している可能性がある。
討論会を主催したCNNテレビは、候補者にそれぞれ質問の回答に2分、反論に1分を与え、その制限を超えた場合はマイクをミュートにするというルールを採用。序盤のバイデン氏は時折声がかすれ、言葉に詰まる場面もあった。一方、トランプ氏はこれまでのような虚偽の主張を含む攻撃を繰り広げた。
ニールセンは28日中に、CNN、フォックスニュース、MSNBCを含む複数のネットワークの視聴者数を反映した最終データを発表することになっており、これを受けて視聴率が上昇する可能性もある。
次回の討論会はABCニュース主催で9月10日に開催される予定。