ガザ情勢で英意見書許可 ICC、逮捕状判断遅れも

AI要約

オランダ・ハーグのICCがパレスチナ自治区ガザ情勢を巡る逮捕状に関する裁判権を問う意見書の提出を英国に許可

逮捕状に関する判断が遅れる可能性がある他、他の国も意見書提出の可能性あり

英国は裁判権に関する意見書提出を認められ、提出の期限は来月12日に設定

 【ブリュッセル共同】オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は27日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡ってカーン主任検察官がイスラエルのネタニヤフ首相への逮捕状を請求したことに関し、ICCに裁判権があるかどうかを問う意見書の提出を英国に許可したと発表した。逮捕状に関する判断が遅れる可能性がある。

 英国以外にも意見書を提出する国がある可能性があるとして、提出の期限を来月12日に設定した。英国は今月10日、裁判権に関する意見書提出を認めるよう求めていた。