ウクライナ、ＥＵ・リトアニア・エストニアと安保協定に署名
AI要約
欧州連合（ＥＵ）およびＥＵ加盟国のリトアニアとエストニアは、ウクライナのゼレンスキー大統領と安全保障協定に署名した。
協定では、武器の供給、軍事訓練、防衛産業での協力など様々な分野でウクライナを支援するというＥＵのコミットメントが示された。
今回の協定は、ウクライナと同盟国との間で締結された他の同様の協定を補完し、ウクライナの安全保障を強化することを目的としている。
［ブリュッセル ２７日 ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）およびＥＵ加盟国のリトアニアとエストニアは２７日にブリュッセルで開かれた首脳会議で、ウクライナのゼレンスキー大統領と安全保障協定に署名した。
ロイターが入手した草案によると、ＥＵとの協定では、武器の供給、軍事訓練、防衛産業での協力、地雷除去など安保・防衛政策における９つの分野でウクライナを支援するというＥＵのコミットメントが定められている。
今回の協定は、リトアニアおよびエストニアと締結した協定とともに、ロシアの侵攻に対する防衛を続ける中でウクライナとその同盟国との間で締結された他の同様の協定を補完することが目的という。
米英仏独などがウクライナと同様の協定を締結している。
当局者によると、今回の協定は北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国間の相互防衛協定と同じものではないが、ウクライナの安全保障を強化し、将来的な侵攻を抑止するために、ウクライナに武器やその他の支援を提供することを確約しているという。
