ロシア参謀総長らに逮捕状 戦争犯罪と人道に対する罪

AI要約

ロシアのショイグ前国防相とゲラシモフ参謀総長に対し、国際刑事裁判所が逮捕状を発行。

2人はウクライナ侵攻に関連し、民間施設への攻撃を指示した戦争犯罪の疑いを持たれている。

ICCの決定に対し、ロシア安全保障会議は無効だと主張。

ロシア参謀総長らに逮捕状 戦争犯罪と人道に対する罪

オランダ・ハーグにあるICC=国際刑事裁判所は、ロシアのショイグ前国防相とゲラシモフ参謀総長に逮捕状を発行しました。

 国際刑事裁判所は25日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシア軍がウクライナで民間人を標的に攻撃を行っているとして、ロシアのショイグ前国防相とゲラシモフ参謀総長に対し、逮捕状を発行したと発表しました。

 2人は、民間施設への攻撃を指示した戦争犯罪の疑いなどが持たれています。

 国際刑事裁判所は、個人として刑事責任を負うに足る十分な証拠があるとしています。

 一方、タス通信によりますと、ロシア安全保障会議は「ICCの決定は無効であり、管轄権はロシアには及ばない」としています。