ロシア軍の弾道ミサイル攻撃で5人死亡、41人負傷 ウクライナ東部

AI要約

ウクライナ東部ドネツク州ポクロウスクでロシア軍によるミサイル攻撃があり、5人が死亡し、41人が負傷した。

攻撃は地上発射型の弾道ミサイル「イスカンデル」2発を使用し、民家や車両6台に被害をもたらした。

ウクライナのゼレンスキー大統領は報復の意向を表明した。

ロシア軍の弾道ミサイル攻撃で5人死亡、41人負傷 ウクライナ東部

 ウクライナ東部ドネツク州ポクロウスクで24日、ロシア軍によるミサイル攻撃があった。フィラシキン知事によると、この攻撃で5人が死亡し、9~12歳の子ども4人を含む41人が負傷した。

 ポクロウスクはロシア占領下にある州都ドネツクの西50キロに位置し、激しい戦闘が行われている前線からは30キロほど離れている。フィラシキン氏によると、地上発射型の弾道ミサイル「イスカンデル」2発が使われ、民家や車両6台が被害を受けたという。

 地元検察によると、ロシア軍は24日正午ごろに1発目、その30分後に2発目のミサイルを発射した。検察が公開した写真には、攻撃で地面に深くあいた穴や車の中で倒れる被害者の姿が写っている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日夜のビデオ演説で「我々はこのロシアの攻撃に必ず報復する」と宣言した。(ロンドン=藤原学思)