プーチン大統領、数週間以内に訪朝へ 露メディア報道
AI要約
プーチン大統領が今後数週間以内に北朝鮮を訪問すると報じられています。
昨年の金総書記のロシア訪問以来の首脳会談が行われる可能性があります。
ロシアと北朝鮮の関係強化や軍事技術提供、技術支援についての関連性も報じられています。
ロシアメディアは10日、プーチン大統領が今後数週間以内に北朝鮮を訪問すると伝えました。
ロシアメディアが10日、外交筋の話として伝えたところによりますと、プーチン大統領が今後数週間以内に北朝鮮とベトナムを相次いで訪問するということです。早ければ6月中にも訪問すると報じています。
プーチン大統領と金正恩総書記の首脳会談が行われれば、去年9月に金総書記がロシアのウラジオストクを訪問したとき以来となります。
去年9月の会談を機に、両国は急速に関係を強化しています。この会談で、金総書記は「戦略的協力について、満足のゆく意見の一致を見た」としていて、兵器や弾薬を供与する見返りに軍事技術の提供を受ける関係強化が図られたとみられます。
また先月、北朝鮮が打ち上げに失敗した「偵察衛星」をめぐっては、新しいエンジンにロシアの技術支援があったという見方も出ていました。
プーチン大統領としても、ウクライナ侵攻をめぐり欧米のウクライナ支援が強化される中、今回の訪朝でさらに北朝鮮との連携を進める狙いがあるとみられます。
