独首相 ウクライナのロシア領攻撃を改めて容認

AI要約

ドイツのショルツ首相が、ウクライナに提供された武器を使ってロシア領内を攻撃することを容認する考えを改めて表明。

アメリカが提供した高機動ロケット砲システムを使い、ウクライナ軍がロシア西部の軍事システムを破壊したと報じられている。

ロシアのプーチン大統領は欧米諸国によるロシアへの武器提供を敵対的行為として警告し、報復措置も示唆。

独首相 ウクライナのロシア領攻撃を改めて容認

 ドイツのショルツ首相が、ウクライナが欧米諸国から提供された武器を使ってロシア領内を攻撃することができると改めて表明しました。

 ドイツのショルツ首相は6日、ウクライナによるロシア領内への攻撃をめぐり、「自国を守るために我々や同盟国から提供された武器を使用することができる」と改めて表明しました。ロシアがウクライナ東部のハルキウで攻勢を強めるなか、欧米諸国は5月、提供した武器でウクライナがロシア領内を攻撃することを相次いで容認しています。

 アメリカメディアは4日、アメリカが提供した高機動ロケット砲システム「ハイマース」を使い、ウクライナ軍がロシア西部の軍事システムを破壊したと報じました。

 一方、ロシアのプーチン大統領は5日、欧米諸国によるロシア領内攻撃のための武器提供について、「対ロシア戦争に直接的に関与しているとみなす」と述べ、ロシアから欧米の敵国に兵器を供給する可能性もあると警告しています。(ANNニュース)