ベルギー首相が辞意、国政選挙・欧州議会選の惨敗受け

AI要約

ベルギーのドゥクロー首相が選挙での惨敗を受けて辞任を表明した。

フラームス自由民主は国政選挙と欧州議会選挙で振るわず、得票率は低かった。

極右と中道右派の政党が接戦を繰り広げる中、ドゥクロー首相は結果に責任を取るとした。

ベルギー首相が辞意、国政選挙・欧州議会選の惨敗受け

(CNN) ベルギーのドゥクロー首相(48)は9日夜、国政選挙と欧州議会選挙で所属政党「フラームス自由民主」が惨敗したことを受け、辞任を発表した。

ドゥクロー氏は記者団に対し、「私は今回の選挙活動の代表者だった。これは私が望んでいた結果ではない。したがって、この結果の責任を負う。こうなるはずではなかった」と語り、明日辞任することを表明した。

ベルギーの公共放送局RTBFによると、フラームス自由民主は欧州議会選でも振るわず、得票率はわずか5.8%にとどまった。極右のフラームス・ベラング(VB)と中道右派の新フランデレン同盟(N―VA)は、それぞれ14.8%と14.2%の得票率で接戦だったという。