米、ウクライナ支援加速表明 「背を向けない」

AI要約

フランスのマクロン大統領とバイデン米大統領が会談し、軍事教官派遣やウクライナ支援について議論。

バイデン氏はウクライナに対する支援を強化する姿勢を示し、ゼレンスキー氏との会談で追加軍事支援を発表。

サリバン米大統領補佐官は軍事教官の派遣計画はないと説明しつつも、協力の余地を模索。

米、ウクライナ支援加速表明 「背を向けない」

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は8日、バイデン米大統領を国賓として迎え、エリゼ宮(大統領府)で会談した。軍事教官派遣も議題に上ったとみられる。サリバン米大統領補佐官は事前に「(米国に)軍事教官の派遣計画はない」と説明したが、ウクライナ兵の国外訓練は続けており、協力の余地を探る。

 バイデン氏は会談後、記者団に「米国はウクライナに背を向けない」と述べ、支援を加速させる姿勢を改めて示した。

 バイデン氏は7日、パリでウクライナのゼレンスキー氏と約半年ぶりに対面会談し、2億2500万ドル(約350億円)の追加軍事支援を発表した。