フィリピンで噴火、800人避難 ネグロス島、噴煙5千メートル

AI要約

フィリピン中部ネグロス島のカンラオン火山が噴火し、約800人が避難を強いられた。現時点で死傷者は出ていない。

噴火は6分間続き、火砕流が発生した可能性があるとされている。警戒レベルも引き上げられている。

噴煙は約5千メートルの高さに達し、災害対策当局が状況を監視している。

 【マニラ共同】フィリピン中部ネグロス島のカンラオン火山(2465メートル)が3日噴火し、噴煙が約5千メートルの高さに達した。災害対策当局は4日、約800人が避難を強いられたと発表した。死傷者の情報はない。

 噴火は6分間続き、火砕流が発生した可能性があるという。当局は同火山の警戒レベルを上から4番目の「2」に引き上げた。