# 火山活動

桜島で爆発的噴火 噴煙900m ことし21回目
2024.07.05

桜島で爆発的噴火 噴煙900m ことし21回目

桜島の南岳山頂火口で、4日午後10時8分に爆発噴火がありました。噴煙は火口から900mまで上がり、大きな噴石が火口から8合目の500メートルから700メートルまで飛散しました。桜島で爆発的噴火が観測されたのはことし21回目です。桜島では噴火警戒レベル3

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測
2024.07.04

探査機ジュノー、衛星イオの溶岩湖を赤外線で観測

木星の衛星イオはガニメデやカリストほど大きくはありませんが、火山活動が活発な天体です。NASAの木星探査機ジュノーは昨年、そんな衛星を赤外線観測機器で観測。その時のデータから、イオの溶岩湖と火山活動についてわかったことが論文にまとめられ、先月末に発表されました。イオ

H3ロケット3号機 7月1日午後0時6分に打ち上げへ 種子島宇宙センター 鹿児島
2024.06.29

H3ロケット3号機 7月1日午後0時6分に打ち上げへ 種子島宇宙センター 鹿児島

JAXA=宇宙航空研究開発機構は、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げ予定のH3ロケット3号機について、7月1日午後0時6分42秒に打ち上げると発表しました。当初は6月30日に打ち上げが予定されていましたが、雷や強風などが予想されるとして7月1日に延期していました。<

北アルプスの火山「焼岳」 気象庁の情報に要注視 松本市は「登山を控えるよう」呼びかけ【暮らしの防災】
2024.06.23

北アルプスの火山「焼岳」 気象庁の情報に要注視 松本市は「登山を控えるよう」呼びかけ【暮らしの防災】

日本には111の活火山があります。東海地方(愛知・岐阜・三重)には、白山、焼岳、アカンダナ山、乗鞍岳、御嶽山の5つの火山があります。このうち「焼岳」の活動が活発化しています。 気象庁は、6月2日15時20分、岐阜・長野県境にある北アルプス「焼岳」に、火山性地震が増えているため「火

なんと、マグマ活動の鍵を握るのは「マントルまで染み込んだ水」だった…沈み込み帯で起きている「驚きの現象」
2024.06.14

なんと、マグマ活動の鍵を握るのは「マントルまで染み込んだ水」だった…沈み込み帯で起きている「驚きの現象」

 地球の大陸は謎だらけ。 地球表面を構成する岩石は、海洋底と陸で明確に異なる。火星や金星の表面を覆う岩石は、地球の海洋底の岩石と同じ「玄武岩」。地球の陸地を構成する「安山岩」は、火星や金星には存在しない。ほかの惑星には存在しない安山岩に、地球表面の3割が覆われている。

桜島の降灰予報 きょう13日 指宿、垂水・鹿屋、姶良市、鹿児島市吉野方向に降灰予想
2024.06.13

桜島の降灰予報 きょう13日 指宿、垂水・鹿屋、姶良市、鹿児島市吉野方向に降灰予想

13日9時から14日3時までに噴火が発生した場合、以下の方向に降灰が予想されています。時間帯ごとの詳しい降灰予報は画像で掲載しています。▼13日09時から12時まで 南(指宿方向)▼13日12時から15時まで 南東(垂水・鹿屋方向)▼13日15時から1

「火山性地震」10日間で75回観測 岐阜・長野県境「焼岳」の監視強化 活発化すれば噴火警戒レベル2に引き上げ可能性も 気象庁
2024.06.11

「火山性地震」10日間で75回観測 岐阜・長野県境「焼岳」の監視強化 活発化すれば噴火警戒レベル2に引き上げ可能性も 気象庁

警戒レベル引き上げの可能性も。岐阜と長野の県境にある「焼岳」に、気象庁が職員を派遣します。気象庁によりますと、焼岳では山頂付近を震源とする「火山性地震」が続いていて、5月31日から6月9日までの10日間で合わせて75回、6月7日には14回観測されています。また、山頂

焼岳で地震多く、警戒レベル引き上げも
2024.06.07

焼岳で地震多く、警戒レベル引き上げも

 気象庁は7日夜、長野、岐阜両県にまたがる焼岳で火山性地震の回数が多い状態が続いていると明らかにした。今後さらに地震が増加した場合、噴火警戒レベルを活火山であることに留意の1から引き上げる可能性があるとしている。

フィリピン 火山が爆発的噴火 噴煙5000メートル 
2024.06.04

フィリピン 火山が爆発的噴火 噴煙5000メートル 

フィリピン中部にある火山が噴火し、付近の住民およそ1500人が避難しました。フィリピン火山地震研究所によりますと、中部・ネグロス島にあるカンラオン山で3日夜、爆発的な噴火が発生しました。噴煙の高さはおよそ5000メートルに達し、山頂から南および南東の方向では2キロか

フィリピンで噴火、800人避難 ネグロス島、噴煙5千メートル
2024.06.04

フィリピンで噴火、800人避難 ネグロス島、噴煙5千メートル

 【マニラ共同】フィリピン中部ネグロス島のカンラオン火山(2465メートル)が3日噴火し、噴煙が約5千メートルの高さに達した。災害対策当局は4日、約800人が避難を強いられたと発表した。死傷者の情報はない。 噴火は6分間続き、火砕流が発生した可能性があるという。当局は同火山の警戒

桜島の降灰予報(定時)指宿方向や鹿児島市谷山方向に予想
2024.06.04

桜島の降灰予報(定時)指宿方向や鹿児島市谷山方向に予想

桜島で噴火が発生した場合には、4日午前9時から12時までは火口から南方向、4日午後9時から5日0時までは火口から南西方向に降灰が予想されます。 現在、桜島は噴火警戒レベル3です。時間帯ごとの降灰予報の図は画像で掲載しています。▼4日午前9時から12時まで 南(指宿方向)<

えびの河川水質再び悪化 農家ら市に恒久的対策検討を要望
2024.06.04

えびの河川水質再び悪化 農家ら市に恒久的対策検討を要望

 霧島連山・硫黄山(1317メートル)の火山活動に伴い、えびの市の河川の水質が再び悪化している問題で、今季の稲作断念などの影響を受ける一部地域の農家が3日、市に対し、代替水源確保など恒久的な対策の検討を県や国に働きかけるよう求める要望書を提出した。

雲仙・普賢岳の大火砕流から33年、島原で追悼行事…消防団員の遺族の消防士「命かけた父のように」
2024.06.04

雲仙・普賢岳の大火砕流から33年、島原で追悼行事…消防団員の遺族の消防士「命かけた父のように」

 1991年の長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流から、3日で33年となった。消防団員や警察官、報道関係者ら43人が犠牲になった被災地の同県島原市では各地で追悼行事が営まれ、鎮魂の祈りに包まれた。 犠牲となった消防団員らの詰め所だった「北上木場(きたかみこば)農業研修所」跡地では、発生時

大火砕流33年 雲仙普賢岳「ホームドクター」の悔恨
2024.06.03

大火砕流33年 雲仙普賢岳「ホームドクター」の悔恨

 災害はなくならない。被害を減らすすべがあるとすれば、それは知ること、伝え続けること――。火山の異変を察知するため長崎県の雲仙・普賢岳に半世紀以上密着し「ホームドクター」と呼ばれた専門家は90歳を前に、集大成となる学術書を仕上げた。駆り立てたのは、あの日犠牲となった人たちが、あの場所に立つこと

北アルプス焼岳で火山性地震が増加 10日間で64回 気象庁は「レベル1」維持した上で注意呼びかけ
2024.06.02

北アルプス焼岳で火山性地震が増加 10日間で64回 気象庁は「レベル1」維持した上で注意呼びかけ

北アルプスの焼岳で火山性地震が増加していて、気象庁が今後の活動に注意を呼びかけています。2日発表の解説情報によりますと、山頂付近で微小な火山性地震が増加していて、5月30日は5回、31日7回、6月1日8回、2日15回(15時まで)と徐々に増えています。5月23日から

長野、岐阜の焼岳で火山性地震増 気象庁、噴火警戒レベル1は維持
2024.06.02

長野、岐阜の焼岳で火山性地震増 気象庁、噴火警戒レベル1は維持

 気象庁は2日、長野、岐阜両県にまたがる焼岳で、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加しているとして、今後の火山活動に注意するよう呼びかけた。山頂付近で突発的に火山ガスが噴出するなどの可能性がある。噴火警戒レベルは活火山であることに留意の1を維持している。 気象庁によると、火

焼岳の火山性地震が増加 1日までの10日間に64回 2日は午後3時までに15回発生【長野】
2024.06.02

焼岳の火山性地震が増加 1日までの10日間に64回 2日は午後3時までに15回発生【長野】

気象庁は2日、長野と岐阜の県境にある焼岳の火山解説情報を発表しました。現在の焼岳の噴火警戒レベルは1で、引き続き活火山であることに留意するよう呼び掛けています。一方、山頂付近を震源とする微小な火山性地震が増加していて、1日までの10日間に64回起きています。2日だけでみると、午後

「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承
2024.05.29

「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承

 鹿児島県屋久島町口永良部島の全住民が島外避難を余儀なくされた新岳の爆発的噴火から29日で9年になる。避難所やヘリポートとハード整備が進む一方、I・Uターン者が増え、住民の顔ぶれは少なからず変わった。もう一つの古岳で火山性地震が頻発し、4月13日から噴火警戒レベル3が続く。被災の教訓は受け継が

霧島・硫黄山麓の水質悪化で稲作困難に 宮崎・えびの市が支援策
2024.05.28

霧島・硫黄山麓の水質悪化で稲作困難に 宮崎・えびの市が支援策

 霧島連山・硫黄山の火山活動の影響とみられる河川の水質悪化により、宮崎県えびの市の一部地域の水田で今季の稲作が困難となっている。市は28日、牛農家向けの粗飼料確保や農地保全の対策費として1133万円を6月補正予算案に盛り込むと発表した。 市によると、硫黄山の噴出物が流入する赤子川

道なき道の先、溶岩ドーム「平成新山」の今 大火砕流から33年
2024.05.25

道なき道の先、溶岩ドーム「平成新山」の今 大火砕流から33年

 1991年6月3日に発生した雲仙・普賢岳の大火砕流から間もなく33年。火山研究者や防災、報道関係者ら約100人がかつての溶岩ドーム、「平成新山」(1483メートル)を確認する防災登山が13日あった。山頂付近は溶岩が積み重なり、小規模な崩落の危険が指摘されている。 頂上は、高さ約