# 食糧・農業

農業委員会、開催できない恐れ 市議会、人事案に不同意 奈良・宇陀
2024.07.23

農業委員会、開催できない恐れ 市議会、人事案に不同意 奈良・宇陀

 奈良県宇陀市が市議会6月定例会に提出した農業委員(定数12)の人事案が市議会の同意を得られず、委員不在の状態に陥っている。委員会の構成に不可欠な「中立委員」1人の新任に市議会側が反対したため、全員の任命が棚上げされてしまったからだ。次回の定例委員会は8月13日の開催予定だが、現状では解決の見

皇后さま 御養蚕納の儀に 即位後初めて伊勢神宮に繭を贈られる
2024.07.23

皇后さま 御養蚕納の儀に 即位後初めて伊勢神宮に繭を贈られる

皇后さまが今年の蚕(かいこ)の飼育作業を終え、皇居内で儀式に臨まれました。また、即位後、初めて伊勢神宮に繭(まゆ)を贈られたことも明らかになりました。 皇后さまは23日午前、皇居の紅葉山御養蚕所で取れた生糸を神前に供える御養蚕納の儀に臨まれました。 今年は日本の在来

皇后さま、御養蚕納めの儀
2024.07.23

皇后さま、御養蚕納めの儀

 皇后さまは23日、皇居内の紅葉山御養蚕所で「御養蚕納の儀」に臨み、今年の養蚕作業を終えられた。  宮内庁によると、収穫した純国産種「小石丸」などの繭から紡いだ生糸の束を神前に供えた。皇后さまは今年も無事に作業を終え、感慨深く思っている様子だったという。

和歌山で南高梅の天日干し本格化 全国的な産地で夏の風景彩る
2024.07.23

和歌山で南高梅の天日干し本格化 全国的な産地で夏の風景彩る

 全国的な梅の産地、和歌山県南部の田辺市やみなべ町で今年収穫され、塩漬けされていた「南高梅」の天日干しが23日、本格化した。農家の梅干し場ではたくさんの梅を載せた板が並べられ、酸っぱい香りを漂わせながら夏の風景を彩っている。 塩漬けで黄色っぽくなった梅は、数日干すと赤みがかって塩

皇后さま「御養蚕納の儀」で今年の養蚕を終える 「小石丸」の繭30キロを伊勢神宮へ出荷 第63回式年遷宮のため
2024.07.23

皇后さま「御養蚕納の儀」で今年の養蚕を終える 「小石丸」の繭30キロを伊勢神宮へ出荷 第63回式年遷宮のため

皇后さまはきょう午前、今年の養蚕の最後の行事「御養蚕納の儀」に臨まれました。宮内庁によりますと、皇后さまはきょう午前10時半ごろから皇居の紅葉山御養蚕所で、今年の養蚕の最後の行事となる「御養蚕納の儀」に臨み、今年とれた生糸を神前に供え、拝礼されたということです。皇后

「まさか」の珍発見 雄株パパイヤに実がなった! 多良間村 沖縄
2024.07.23

「まさか」の珍発見 雄株パパイヤに実がなった! 多良間村 沖縄

 多良間村仲筋の古謝政一さんの畑で1日、雄株のパパイヤの木に実がなっているのが確認された。通常、実を付けるのは雌株であるため、雄株に実がなることは珍しいとされている。 畑では、複数のパパイヤの木があり、雌株の幹付近に複数の実がなっているのに対し、今回の雄株は、幹から伸びた柄の先に

カリフォルニア産アーモンド 4年ぶり増産予想 好天に恵まれ生育順調
2024.07.23

カリフォルニア産アーモンド 4年ぶり増産予想 好天に恵まれ生育順調

米カリフォルニア・アーモンド協会によれば、今年のカリフォルニア産アーモンド生産量は28億ポンド(約127万t)と昨年を約13%上回る見通し。このうち主力のノンパレル種は17%増と予測されている。米農務省統計局が5月に発表した農家からの聞き取りに基づく予測からは2億ポンドの下方修正

テロワール泡盛「尚覚」 500ml入り2万8600円 伊平屋島産の米使いアルコール53度 瑞泉酒造と南島酒販が発売
2024.07.23

テロワール泡盛「尚覚」 500ml入り2万8600円 伊平屋島産の米使いアルコール53度 瑞泉酒造と南島酒販が発売

[企業短信] 瑞泉酒造(那覇市、佐久本学社長)と南島酒販(西原町、大岩健太郎社長)は共同プロジェクトで製造した沖縄テロワール泡盛「尚覚」を1日から販売している。伊平屋島産の米を使用。アルコール53度の原酒でインバウンド(訪日客)需要や中国向けの輸出をメインとする。 

十和田にハーブティー提供する「プロスペールカフェ」 スパイスカレーも
2024.07.23

十和田にハーブティー提供する「プロスペールカフェ」 スパイスカレーも

 「ホーリーバジル」を使ったハーブティーやスコーンを販売する「プロスペールカフェ」(十和田市洞内)が6月22日にオープンして1カ月がたった。(八戸経済新聞) 十和田出身の佐藤恵子さんが店主を務める同店。佐藤さんは知人から紹介された「ホーリーバジル」の香りを気に入り、実家で農作業を

エゾシカ捕獲最多14万9630頭 23年度の北海道 目標達成は8割どまり
2024.07.23

エゾシカ捕獲最多14万9630頭 23年度の北海道 目標達成は8割どまり

 道は22日に開いたエゾシカ対策有識者会議で、2023年度の道内でのシカ捕獲数が前年度を4641頭上回る14万9630頭(速報値)となり、2年連続で過去最多を更新したと明らかにした。近年は個体数増や生息域の拡大により、農作物の食害や交通事故、列車運行への支障など住民生活に関わる被害が多発してお

日本の食卓を支えるダイコン、カブ、ハクサイはどうやって広まった?
2024.07.23

日本の食卓を支えるダイコン、カブ、ハクサイはどうやって広まった?

『やさいの時間』8・9月号は、日本の食卓を支える定番野菜、ダイコン、カブ、ハクサイを特集。タネまき、植えつけの適期は8・9月です。「1章 知る」では、それぞれの歴史と、地方品種を詳しく紹介。栽培を始める前に知れば、育てること、食べることが、もっと楽しくなりますよ。一部を抜粋してお届けします。<

農作物の収穫コンテナ 処分に難儀 費用見合わず回収対象外も
2024.07.23

農作物の収穫コンテナ 処分に難儀 費用見合わず回収対象外も

「劣化したプラスチックコンテナの処分に困っています」。兵庫県の農家から本紙「農家の特報班」に、そんな相談が届いた。収穫した野菜や果実の運搬などに使うコンテナは産業廃棄物の扱いになるが、相談者によると、他の廃プラスチック(廃プラ)よりも捨てにくいという。詳しい背景や対応策を探った。

「献上桃」箱詰め 福島県職員やJA指導員ら180個厳選、皇室や宮家にきょう発送
2024.07.23

「献上桃」箱詰め 福島県職員やJA指導員ら180個厳選、皇室や宮家にきょう発送

 福島県が最高品質のモモを皇室や宮家に贈る「献上桃」の選果・箱詰め式が22日、桑折町のJAふくしま未来桑折支店で行われた。町産が献上桃に選ばれるのは1994年から31年連続。 主力品種「あかつき」のうち、光センサー選果機で糖度や大きさ、着色で選別した600個から、県職員やJA営農

〝金農旋風〟再び 吉田兄弟の祖父「甲子園に行かにゃ駄目だ」
2024.07.23

〝金農旋風〟再び 吉田兄弟の祖父「甲子園に行かにゃ駄目だ」

 「エースとして死ぬ気で投げなきゃいけない。チームを勝たせたい思いは誰にも負けない」。決死の覚悟でマウンドに上がり続けた金足農業高校の吉田大輝投手(2年)は、第106回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)出場を決める最後の打者を三振で仕留めると、勢いよく人差し指を立て、歓喜の輪の中で喜びを爆発

果実堂(益城町)に「日本DX大賞」 ベビーリーフ栽培記録、受発注データ入力をデジタル化 事務作業時間を2割削減
2024.07.23

果実堂(益城町)に「日本DX大賞」 ベビーリーフ栽培記録、受発注データ入力をデジタル化 事務作業時間を2割削減

 有機ベビーリーフ生産の果実堂(益城町)が、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する全国の企業や自治体を表彰する「日本DX大賞2024」で大賞に輝いた。デジタル技術で生産や受発注時の事務作業を自動・効率化した〝農業DX〟の取り組みが評価された。 DX大賞は、先進的な事例

コメ高騰で家計直撃 猛暑と訪日客増の背景、福島県内にも影響広がる
2024.07.23

コメ高騰で家計直撃 猛暑と訪日客増の背景、福島県内にも影響広がる

 コメの価格が高騰している。昨夏の猛暑による品質低下やインバウンド(訪日客)需要の高まりなどを背景に、全国的に品薄感が広がっているためだ。福島県内の販売店や飲食店にも影響は広がり、一部スーパーなどでは「購入制限」がかかる事態となっている。今後も高止まりが予想され、家計への不安が続きそうだ。

産山村の魅力、ピザにのせて 「うぶやま牧場」リニューアル ピザ窯備えたレストラン 地元の子どもら招きセレモニー
2024.07.23

産山村の魅力、ピザにのせて 「うぶやま牧場」リニューアル ピザ窯備えたレストラン 地元の子どもら招きセレモニー

 産山村山鹿の観光交流施設「うぶやま牧場」が、新たにピザ窯を設けてイタリアンレストランを備えた「UBUYAMA PLACE」として13日に開店した。7日の祝賀セレモニーでは、招かれた義務教育学校「産山学園」の子どもと保護者らが出来たてのピザを味わった。 うぶやま牧場は村が1996

かんぴょうを作る工程に「ずっと見ちゃう」かんぴょう問屋の投稿が話題
2024.07.23

かんぴょうを作る工程に「ずっと見ちゃう」かんぴょう問屋の投稿が話題

海苔巻きなどに使われる『干瓢(かんぴょう)』は、栃木県が生産量日本一を誇ります。かんぴょうができるまでの工程が公開され、「ずっと見ちゃう」と話題になっています。投稿したのは、栃木のかんぴょう問屋「篠原商店」の公式Xアカウント(@chibi_marumo)。かんぴょうは、夕方から

ふく福すいか再起の夏 砺波・栴檀山、30日から出荷 昨夏は豪雨で浸水、今年は大玉多く
2024.07.23

ふく福すいか再起の夏 砺波・栴檀山、30日から出荷 昨夏は豪雨で浸水、今年は大玉多く

 砺波市栴檀山(せんだんやま)地区の農家が特産品化に取り組む「ふく福すいか」の出荷が30日に始まる。昨年は7月の豪雨で畑が浸水し、猛暑の影響で出荷数が大幅減となった。今年はカラスや強風に苦しめられたものの、例年以上に大玉が多い。生産者の宮木武司さん(51)は「昨年の分までお客さんを喜ばせたい」

鶴岡特産の「孟宗」、イノシシ食害深刻 昨季被害額は5年前の10倍に
2024.07.23

鶴岡特産の「孟宗」、イノシシ食害深刻 昨季被害額は5年前の10倍に

 鶴岡市特産のタケノコ「孟宗(もうそう)」が野生動物による食害に遭っている。特にイノシシによる被害が顕著で、個体数の増加が要因とみられ、昨季の被害額は5年前の10倍だ。今季も同程度の見通しで、柔らかい穂先を食べ荒らすだけでなく、臭い付けをするという。食害から免れても、孟宗特有の香りが台無しにさ