# 食糧・農業

新米5キロで3千円「高すぎる」 農水省会議、コメ離れ懸念
2024.09.04

新米5キロで3千円「高すぎる」 農水省会議、コメ離れ懸念

 農林水産省は4日、品薄となっているコメに関する会議を開き、出回り始めた新米の店頭価格が5キロで3千円を超えている現状を流通関係者が紹介した。昨年と比べ千円前後高い水準。出席者からは「高すぎる」との声が上がり、価格高騰が続けば消費者のコメ離れが進むとの懸念が示された。 会議はコメ

天皇陛下、皇居内の水田で稲刈り 精米したコメは宮中祭祀に
2024.09.04

天皇陛下、皇居内の水田で稲刈り 精米したコメは宮中祭祀に

 天皇陛下は4日、皇居内の生物学研究所脇の水田で恒例の稲刈りをされた。長靴姿で水田に入り、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチをそれぞれ10株ずつ鎌で刈り取った。宮内庁によると今年の作柄は平年並みで、精米したコメは宮中祭祀(さいし)に使い、根付き稲を伊勢神宮(三重県伊勢市)に送るとい

猛暑にカメムシの大量発生で… 今シーズンの特産・ミカンに影響
2024.09.04

猛暑にカメムシの大量発生で… 今シーズンの特産・ミカンに影響

愛媛の特産“ミカン”。今月には県内でも極早生ミカンの収穫が始まり、柑橘シーズンに突入します。その“ミカン”に今シーズン大きな影響を及ぼしているのが、猛暑とカメムシです。JAえひめ南 みかん指導課 田中孝史果樹専門指導員:「ちょっとしたらミカン山が(見え

能登半島地震の被害受け“白米千枚田”の作付けは例年の1~2割に それでも迎えた稲刈りに「やっとこの日が来た」と地元の人は感慨ひとしお 石川・輪島市
2024.09.04

能登半島地震の被害受け“白米千枚田”の作付けは例年の1~2割に それでも迎えた稲刈りに「やっとこの日が来た」と地元の人は感慨ひとしお 石川・輪島市

能登半島地震で被災した石川県輪島市の景勝地「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」では実りの時期を迎え、稲刈りが始まっています。日本海に面して1000枚以上の棚田が広がる白米千枚田は、地震で田んぼのあぜに亀裂が入るなど大きな被害を受け、作付けは例年の1割から2割ほどに落ち込みました。

“コメ不足”で「新米予約購入サービス」が大人気 早くも“2025年度産”の新米予約も もう開始
2024.09.04

“コメ不足”で「新米予約購入サービス」が大人気 早くも“2025年度産”の新米予約も もう開始

コメ不足が続く中、早くも「来年の」新米を予約するサービスが発表されました。きょう、茨城県のコメ農家を訪ねてみると…大嶋農場 大嶋康司さん「まだ早いもんですから、あと2週間程度で収穫したい」今年は天候にも恵まれ、コメの栽培は順調。今、多くの

大谷に寅子、今年の世相かかし 農家手作り約90体、岩手
2024.09.04

大谷に寅子、今年の世相かかし 農家手作り約90体、岩手

 今年の世相を反映するかかしを集めた「かかしまつり」が、岩手県紫波町の産地直売所「紫波ふる里センター」で開かれている。米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手、戦前の法服を着たNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公寅子など約90体が出迎えてくれる。11月4日まで。 地元農家ら

「収穫まで何事もなくこのままだといいな」郡仙台市長が水稲の生育状況を視察し感じたこと
2024.09.04

「収穫まで何事もなくこのままだといいな」郡仙台市長が水稲の生育状況を視察し感じたこと

仙台市の郡市長が4日、市内で生産される農作物の生育状況を把握するため水稲の作付けの状況などを視察しました。郡仙台市長は4日午前、泉区野村の田んぼを訪れました。この田んぼでは環境保全米の「ひとめぼれ」が作付けされていて、暑さにより稲の生育に影響がないか農家から説明を受けていました。

「やっとこの日が来た」石川・輪島市の白米千枚田で稲刈り進む 能登半島地震
2024.09.04

「やっとこの日が来た」石川・輪島市の白米千枚田で稲刈り進む 能登半島地震

能登半島地震で被災した石川県輪島市の景勝地「白米千枚田」では、実りの時期を迎え、稲刈りが始まっています。日本海に面して1000枚以上の棚田が広がる白米千枚田は、地震で田んぼのあぜに亀裂が入るなど大きな被害を受け、作付けは例年の1割から2割ほどに落ち込みました。それで

【独自】収穫目前シャインマスカット窃盗 1週間に2回…ネット破り防犯カメラ破壊 対策強化するも「毎年やられてる」
2024.09.04

【独自】収穫目前シャインマスカット窃盗 1週間に2回…ネット破り防犯カメラ破壊 対策強化するも「毎年やられてる」

8月29日の午後11時前。当時、台風10号の影響で群馬県にも大雨が降る中、農園に現れた不審な2人組。侵入を防ぐためのネットに近づくと…しゃがみこんで、何かを始めます。約1分30秒後、ネットを破り2人組は農園の中へ…。そして、食べ頃に実っていたシャインマ

「新米が十分でなくコメが高値で取引」指摘も 品薄続く…農水省で販売状況など意見交換 
2024.09.04

「新米が十分でなくコメが高値で取引」指摘も 品薄続く…農水省で販売状況など意見交換 

スーパーなどでコメの品薄が続く中、農林水産省ではコメの販売状況などについて話し合う会議が行われました。4日の会議には、コメの生産者や卸売り業者などが参加しました。会議では農水省から、先月19日から25日の一週間のスーパーでのコメの販売量が、去年の同じ時期と比べて1.

古代の実りの喜び伝え 赤米の穂色づく 佐賀・吉野ケ里歴史公園
2024.09.04

古代の実りの喜び伝え 赤米の穂色づく 佐賀・吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ケ里町)の水田で、赤米の穂が紅色に色づき、秋風に揺れている。 同園の約3000平方メートルの水田には、古代米の「つくし赤もち」「ベニロマン」「黒米」「紫米」の4品種が植えられている。猛暑や台風に見舞われたが、生育は順調だという。

コメ品薄巡り意見交換 需給動向など確認 農水省
2024.09.04

コメ品薄巡り意見交換 需給動向など確認 農水省

 農林水産省は4日、コメ取引に関する定期的な意見交換会を開いた。 2024年産米の生育状況や、足元の在庫、販売の見通しなどについて情報を共有。店頭でのコメの品薄が続く中、円滑な流通確保につなげる。 意見交換会には、生産者や農協関係者、卸売業者や食品メーカー幹部らが参

台風10号の突風で倉庫やハウスが損壊 周囲には「離農」の声も
2024.09.04

台風10号の突風で倉庫やハウスが損壊 周囲には「離農」の声も

 台風10号に伴う突風が発生した宮崎県の地域では、農業や水産業でもハウスの倒壊といった被害が相次いだ。発生から間もなく1週間。復旧に動き出した生産者もいるが、見通しが立たない生産者もいる。第1次産業の被害の全容把握には「もう少し時間がかかる」(県担当者)という。(奥正光) 「あと

「うれしい気持ちでいっぱい」ワイン用のブドウ収穫最盛期 暑い日続き1週間早く 福島・いわき市
2024.09.04

「うれしい気持ちでいっぱい」ワイン用のブドウ収穫最盛期 暑い日続き1週間早く 福島・いわき市

福島県いわき市のブドウ畑では、ワイン用のブドウがたわわに実り、収穫が最盛期を迎えています。いわき市の郊外にあるワイン用のブドウ畑では、今年も秋の味覚ブドウがたわわに実り、収穫のシーズンを迎えました。このブドウは、障害がある人の就労を支援する「いわきワイナリー」が16

コメ不足が「草加せんべい」直撃 亀田製菓は輸入米シフトや値上げへ
2024.09.04

コメ不足が「草加せんべい」直撃 亀田製菓は輸入米シフトや値上げへ

 コメの品薄状態が続くなか、江戸時代から続くせんべいの老舗が苦境に直面していました。 埼玉県の草加市民が愛してやまない「草加せんべい」。材料として使われているのは、全国で不足しているコメです。市民(50代)「草加市民としては不安。せっかくおいしいおせん

うれしの茶2年連続4冠、全国茶品評会 「産地一丸になった成果」
2024.09.04

うれしの茶2年連続4冠、全国茶品評会 「産地一丸になった成果」

 佐賀県嬉野市を中心に生産される「うれしの茶」が、第78回全国茶品評会(全国茶生産団体連合会など主催)の蒸し製玉緑茶と釜炒(い)り茶の2部門で、生産者の最高賞と市町村別で評価を決める産地賞にそれぞれ選ばれた。昨年に続いて2年連続の4冠。関係者からは「産地一丸になった茶業振興の成果だ」「次世代に

コメの不足・高騰で意見交換 農水省に農家や卸売業者ら集まる
2024.09.04

コメの不足・高騰で意見交換 農水省に農家や卸売業者ら集まる

一部で品薄となっている米の需給状況などを巡って農林水産省で会議が開かれ、生産者や卸売業者らが集まり、意見交換が行われています。農水省 大臣官房 宮浦浩司総括審議官「それぞれの立場でお話しいただくというのが趣旨でありますので、今回も忌憚(きたん)なく情報交換、意見交換

「米がないですかと電話が来る」農家からも“戸惑いの声” 2024年産新米が出回り始め“米不足”解消に期待
2024.09.04

「米がないですかと電話が来る」農家からも“戸惑いの声” 2024年産新米が出回り始め“米不足”解消に期待

コメの品薄状態が続く中、2024年産の新米が出回り始めました。品不足の解消が期待されていますが、値段は上がっています。茨城県内の直売所には、収穫したての新米が並びました。卸を通さないため、スーパーなどより値段が抑えられる傾向があるものの、2023年より

タマネギ×美容、淡路島から発信 フードロス対策にも取り組む元観光大使の郷土愛
2024.09.04

タマネギ×美容、淡路島から発信 フードロス対策にも取り組む元観光大使の郷土愛

兵庫県・淡路島で島特産のタマネギを原料とした化粧品を作り、地域の振興と、廃棄される規格外品のフードロス対策に取り組む女性がいる。実家がタマネギ農家で、過去に島の観光大使も務めた斎藤千明さん(26)。「淡路島の基幹産業である第1次産業を盛り上げたい」と意気込んでいる。兵庫県南あわじ

農水省に農家や卸売業者ら集まる コメの不足・高騰で意見交換
2024.09.04

農水省に農家や卸売業者ら集まる コメの不足・高騰で意見交換

一部で品薄となっているコメの需給状況などをめぐって、農林水産省で会議が開かれ、生産者や卸売業者らが集まり、意見交換が行われています。農水省・宮浦総括審議官「それぞれの立場でお話いただくというのが趣旨でありますので、今回も、忌憚なく情報交換、意見交換していただければと