大谷に寅子、今年の世相かかし 農家手作り約90体、岩手

AI要約

岩手県紫波町の産地直売所「紫波ふる里センター」で開催中の「かかしまつり」では、大谷翔平選手や戦前の法服を着たNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公寅子など約90体のかかしが展示されている。

地元農家が手作りしたかかしは、古着や日用品を使っており、大谷選手や他のプロ野球選手も揃って登場している。岩手の強豪校出身の選手同士も並ぶなど、地元愛が感じられる展示となっている。

かかしまつりに参加している組合長の山下研悦さんは、かかしたちには個性があり、見ている人たちに笑顔を提供したいと話している。

 今年の世相を反映するかかしを集めた「かかしまつり」が、岩手県紫波町の産地直売所「紫波ふる里センター」で開かれている。米大リーグ・ドジャースで活躍する大谷翔平選手、戦前の法服を着たNHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公寅子など約90体が出迎えてくれる。11月4日まで。

 地元農家らが古着や日用品を使い、農作業の合間に手作りした。はにかむ大谷選手の両脇には、米アストロズの菊池雄星選手と米スタンフォード大の佐々木麟太郎選手。岩手の強豪、花巻東高の先輩後輩が肩を並べた。

 同センター組合長で、ブドウ農家の山下研悦さん(76)は「みんな個性があるので、見て笑顔になってくれれば」と話した。