# 認知‐運動解離

専門家に教わった「認知機能をキープするために今日から始められること」
2024.08.23

専門家に教わった「認知機能をキープするために今日から始められること」

 前々回から、『認知症高齢者の将来推計』の最新版を見ながら、認知機能をキープするためにできることを考えている。 国立長寿医療研究センターが他機関と協力して行った『J-MINT研究』では、生活習慣病の管理、運動、栄養指導、認知トレーニングからなる『多因子介入プログラム』に認知機能の

【大分】認知症をVRで体験
2024.08.22

【大分】認知症をVRで体験

こちらのグラフは65歳以上の高齢者のうち、何パーセントの人が認知症を患うか、大分県の推計です。2025年には、最大で、全体の20.6%。そして2050年には、27.8%にまで上昇すると試算しています。認知症患者への理解を深めようと、VRを使った体験会が

「気さくなおじさん」ワルツ副大統領候補、好感度で共和党J.D.バンス氏をリード
2024.08.22

「気さくなおじさん」ワルツ副大統領候補、好感度で共和党J.D.バンス氏をリード

米国副大統領候補の好感度調査で、民主党のティム・ワルツ・ミネソタ州知事が共和党のJ.D.バンス上院議員をリードしていることが分かった。好感度は票の拡張力を計ることができる核心指標だ。21日(現地時間)、AP通信がシカゴ大学全米世論調査センター(NORC)とともに8~12日に米国有

聴力は同じでも…高齢ほど言葉を聞き取れず 「隠れ難聴」の可能性
2024.08.21

聴力は同じでも…高齢ほど言葉を聞き取れず 「隠れ難聴」の可能性

 聴力が同じでも、高齢者ほど言葉を聞き取る能力が低下していることが大規模なデータ解析でわかったと、東海大などの研究チームが21日発表した。音自体は聞こえていても、言語化する機能が衰えて起こる「隠れ難聴」の可能性が示唆される。 聴力検査には大きく2種類ある。一般的な検査(純音検査)

「口臭」があると認知症リスクが上昇、東京医科歯科大学の研究より
2024.08.21

「口臭」があると認知症リスクが上昇、東京医科歯科大学の研究より

 近年、認知症と「お口の健康」の研究が進んだ。 たとえば歯周病があると、アルツハイマー病リスクが2倍近くに上昇する一方、残存歯が多いほど、認知症リスクは低下する。 そして「口臭」も認知症リスクになるらしい。 東京医科歯科大学の研究グループは、国立がん研

「記憶力の低下」は加齢よりも「脳の栄養」を疑え 脳トレーナー推奨の「頭に効く」食材&食べ方
2024.08.21

「記憶力の低下」は加齢よりも「脳の栄養」を疑え 脳トレーナー推奨の「頭に効く」食材&食べ方

脳は、複雑でエネルギーを食らう臓器である。体重に占める重量の割合はわずか2%だが、エネルギーは人体に必要な量のなんと2割を消費する。脳への適切な栄養補給は、新しい脳細胞の生成、神経伝達物質の産生、シナプスの形成や維持など、その複雑な機能を支えるために欠かせないことだ。脳が最適なレベルで働くには

認知症の中等症リハではなぜ「楽しんでできること」を探すのが重要なのか【正解のリハビリ、最善の介護】
2024.08.21

認知症の中等症リハではなぜ「楽しんでできること」を探すのが重要なのか【正解のリハビリ、最善の介護】

【正解のリハビリ、最善の介護】#42 認知症を発症後、軽症の段階から中等症に進行した患者さんに対し、できるだけ生活が困らないようにするために実施するリハビリが「中等症リハ」です。 中等症になると、記憶障害が加速して新しい出来事が覚えられなくなってきます。記憶が保てな

結婚後に「隠し子」を告白されて…妻は「知っていたら結婚しなかった」 離婚や相続の行方は
2024.08.20

結婚後に「隠し子」を告白されて…妻は「知っていたら結婚しなかった」 離婚や相続の行方は

結婚したばかりの夫に隠し子がいるようですーー。弁護士ドットコムに、このような相談が寄せられました。相談者の女性は結婚後、夫に「認知していない子どもがいる」と告白されました。夫によれば、認知をしておらず、養育費も支払っていないそうです。相談者は夫への不信感が募っていますが、現在、妊

認知症の進行を抑制する2例目の新薬、日本での承認が決定【第一人者が教える 認知症のすべて】
2024.08.20

認知症の進行を抑制する2例目の新薬、日本での承認が決定【第一人者が教える 認知症のすべて】

【第一人者が教える 認知症のすべて】 8月1日、厚労省の専門家部会が認知症の新しい薬「ドナネマブ」の製造販売承認を了承しました。今後は厚労大臣の正式な承認を経たあと、薬価が決められ、秋冬くらいから臨床現場で使われることになるでしょう。 昨年9月に日本の製薬会社エーザ

「徹夜で勉強」に意味がない理由とは? 「記憶」に悪影響なだけではなく認知症リスクまで拡大
2024.08.20

「徹夜で勉強」に意味がない理由とは? 「記憶」に悪影響なだけではなく認知症リスクまで拡大

 学生時代、試験前に一夜漬けをしていた人は多いだろう。それで結果が出た、という人もいるかもしれないが、睡眠の観点から見ると、この勉強法は「まったくおすすめできない」という。それはなぜか。 シリーズ累計145万部の「超基本」シリーズ最新刊で、睡眠研究の第一人者・柳沢正史氏が監修した

【独自】東北道で81歳男性が“逆走”しバイクと衝突 目撃者「本当に恐怖でしかない」お盆休みに高齢者の逆走相次ぐ
2024.08.19

【独自】東北道で81歳男性が“逆走”しバイクと衝突 目撃者「本当に恐怖でしかない」お盆休みに高齢者の逆走相次ぐ

旅行や帰省シーズンのお盆期間中に、高速道路での“逆走事故”が相次ぎました。8月16日午後8時15分ごろ、栃木県内の東北自動車道の上り岩舟ジャンクション付近。「めざまし8」が独自入手したドライブレコーダー映像には、猛スピードで逆走する車が映っていました。運転者「あ、逆

定年後、昨日のことも思い出せなくなり絶望…退屈すぎる老後を抜け出すための「驚きの方法」
2024.08.19

定年後、昨日のことも思い出せなくなり絶望…退屈すぎる老後を抜け出すための「驚きの方法」

元伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた丹羽宇一郎さん。仕事に生涯を捧げてきた名経営者も85歳を迎え、人生の佳境に差し掛かった。『老いた今だから』では、歳を重ねた今だからこそ見えてきた日々の楽しみ方が書かれている。※本記事は丹羽宇一郎『老いた今だから』から抜粋・編集した

あなたの家の冷蔵庫、「認知症を招く冷蔵庫」かも⁉️病気リスクがわかるチェックリストで診断!
2024.08.18

あなたの家の冷蔵庫、「認知症を招く冷蔵庫」かも⁉️病気リスクがわかるチェックリストで診断!

人生100年時代といわれる現在。長生きできるのは嬉しいことだけれど、老後が長くなればなるほど心配になるのが「認知症」ですよね。でも実は、脳が喜ぶ食材を正しく食べれば、認知症の予防・改善は可能なのだとか!そこで今回は、医学博士・認知症カウンセラーである山根一彦氏による著書『OK食材、NG食材もズ

「主人が待っているので」と年金14万円・76歳母が忽然と消えて…老人ホームで起きた大騒動「驚きの結末」
2024.08.18

「主人が待っているので」と年金14万円・76歳母が忽然と消えて…老人ホームで起きた大騒動「驚きの結末」

様々な脳の病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に低下することで認知機能が低下して社会生活に支障をきたした状態である認知症。体は元気というケースも珍しくはなく、ほかの介護とは違う難しさがあります。ときに驚愕の事件が起きることもあるようです。年齢とともに認知症の罹患率は高まっていきま

《高齢者の詐欺被害対策》物忘れが出た一人暮らしの父の銀行口座が凍結されそうに…困った娘が頼った「家族信託」の効果 「成年後見」と何が違うのか
2024.08.18

《高齢者の詐欺被害対策》物忘れが出た一人暮らしの父の銀行口座が凍結されそうに…困った娘が頼った「家族信託」の効果 「成年後見」と何が違うのか

 認知症の高齢者を狙った詐欺事件が頻発している。6月、警視庁は、認知症の高齢女性に中古アパートの部屋を高額で売りつける準詐欺の容疑で、都内の不動産業者の従業員4人を逮捕した(7月にも同様の容疑で再逮捕)。他にも容疑は50件あまりに及び、数百万円で購入した古い中古物件を数倍から10倍の価格で売り

運動科学の視点から分析……鋭い爪も牙もない10万年前の人類は「身体」をどのように使って生存競争に勝ったのか
2024.08.18

運動科学の視点から分析……鋭い爪も牙もない10万年前の人類は「身体」をどのように使って生存競争に勝ったのか

野生動物と異なり、人間には寒さから身を守る毛皮も、獲物を狩るための鋭い爪も牙もない。大自然のなか「身一つ」で放置されれば実に「か弱い」存在なのだ。ではなぜ、10万年前の人類は「身一つ」でも生き延びることができたのだろう。厳しい環境下で、人類が身体・脳が高度に統合された「レフパワー」を発揮して活

「熱心に支持する専門家がいる人は危ない」医師・和田秀樹が警鐘「思考停止バカ」になる人の危険な兆候
2024.08.17

「熱心に支持する専門家がいる人は危ない」医師・和田秀樹が警鐘「思考停止バカ」になる人の危険な兆候

中高年になっても、頭を良くするにはどうすればいいか。医師の和田秀樹さんは「ものごとについての判断基準が、その説の妥当性ではなく『誰が言っているのか』という人的要素に置かれる考え方を『属人思考』というが、これはじつに危険な態度だ。自分が好意的に捉えるある特定の人物、ある特定の説ばかりを深掘りして

目の衰えは認知症とつながる…元気で長生きするにはアイフレイル対策が不可欠
2024.08.17

目の衰えは認知症とつながる…元気で長生きするにはアイフレイル対策が不可欠

 日本人がもっともなりたくない病気のトップは認知症といわれています(「認知症の予防に関する意識調査」2021年、太陽生命保険)。 認知症予防のために食事や睡眠に気をつけ、運動に励んでいる人は多いと思います。しかし、目の健康が認知症予防につながることは、あまり知られていません。実は

ボケたくなければ「寝る前3時間は食べない」|専門家が教える、認知症を予防する最強の生活習慣
2024.08.17

ボケたくなければ「寝る前3時間は食べない」|専門家が教える、認知症を予防する最強の生活習慣

文/鈴木拓也いまや日本の認知症患者数は、約700万人。社会の高齢化に伴い、この数は増えていくと予想されている。ひと口に認知症といっても何種類かあり、最も代表的なのがアルツハイマー型認知症である。これに対応した薬も出ているが、効果は進行を抑えるにとどまり

「人生で初めて見た」…オランダの行動経済学者が日本のカフェで見つけた“驚きのメニュー”
2024.08.17

「人生で初めて見た」…オランダの行動経済学者が日本のカフェで見つけた“驚きのメニュー”

 何を食べるか・何にお金を使うか・どこに行くか…こうした私たちの日々の決断は「自分の意思だ」と思いがちだが、実は日常に潜むさまざまな認知バイアスによって操作されているーーそう解き明かすのが、人間の行動における「リアルな心理」や「脳のメカニズム」を経済理論に応用する行動経済学だ。こ