# 自然保護

「マジかよ!」一頭で歩くかわいらしい“子グマ”…不用意に近づくと危険な状態?「子供を連れた母グマが一番危険」 青森・むつ市
2024.06.26

「マジかよ!」一頭で歩くかわいらしい“子グマ”…不用意に近づくと危険な状態?「子供を連れた母グマが一番危険」 青森・むつ市

青森県むつ市で目撃されたのは、かわいらしい子グマ!一頭だけで歩いていますが、実は危険な状態なんです。撮影者:マジかよ!子グマやん!母グマどこ行ったん?ダムの近くに現れたという子グマ。こちらに気付くと、くるっとUターンして引き

「長年の悲願かなった」 地元歓喜 日高山脈国立公園指定
2024.06.25

「長年の悲願かなった」 地元歓喜 日高山脈国立公園指定

 日高山脈襟裳十勝国立公園が正式に指定された25日、地元の十勝と日高地方は地域活性化につながるという期待感に包まれた。各地で誕生を祝うセレモニーがあり、「長年の悲願がかなった」という歓喜の声が上がった。北海道内の国立公園の指定は1987年の釧路湿原国立公園以来。【鈴木斉、平山公崇】

道内7カ所目 「日高山脈襟裳十勝国立公園」誕生
2024.06.25

道内7カ所目 「日高山脈襟裳十勝国立公園」誕生

全国で35カ所目、北海道内で7カ所目の国立公園「日高山脈襟裳十勝国立公園」がきょう、正式に指定されました。日高側は、旧JR静内駅前に7つの町が集いました。えりも町の大西正紀町長は「今までの国定公園の時は、えりも岬と日高山脈が少し離れていたが、一体化する。日高山脈、ア

熊野古道で清掃ウオーク 「地域の宝」守ろう 和歌山・田辺市本宮町
2024.06.25

熊野古道で清掃ウオーク 「地域の宝」守ろう 和歌山・田辺市本宮町

 美しく保たれた熊野古道とともに来月7日の世界遺産登録20周年を迎えようと、和歌山県田辺市本宮町で22日、熊野古道清掃ウオークがあった。町内外から参加した住民や語り部ら25人が、町内にある熊野古道の人気コースを歩いてごみ拾いをし、「地域の宝」を守る思いを新たにした。 本宮公民館と

大学の敷地内 固定カメラにツキノワグマ映り込み 注意呼びかけ<宮城県・名取市>
2024.06.25

大学の敷地内 固定カメラにツキノワグマ映り込み 注意呼びかけ<宮城県・名取市>

クマが出没したのは宮城県名取市ゆりが丘の尚絅学院大学の敷地内。尚絅学院大学の研究室は、里山の野生動物を観察するために、南西側に位置する「尚絅の森」に固定カメラを設置していて、これまでに4台のカメラにツキノワグマが映っていたことが分かった。ツキノワグマが映っていたのは

「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生、国内最大の24万ヘクタール…「山と海と田園風景が凝縮」
2024.06.25

「日高山脈襟裳十勝国立公園」が誕生、国内最大の24万ヘクタール…「山と海と田園風景が凝縮」

 北海道の日高山脈と襟裳(えりも)岬、その周辺地域からなる「日高山脈襟裳十勝国立公園」が25日、官報に告示され、国内35か所目となる国立公園が正式に誕生した。 国定公園を格上げした新国立公園は陸域24万5668ヘクタール(海域6510ヘクタール)で、国定公園のエリアから広さが2倍

富士吉田市にジビエ専門施設、食害対策で捕獲された野生鹿を観光にも活用、文化知る学習施設の機能も
2024.06.25

富士吉田市にジビエ専門施設、食害対策で捕獲された野生鹿を観光にも活用、文化知る学習施設の機能も

ジビエセンター「DEAR DEER (ディア ディア)」が「道の駅 富士吉田」エリアに2024年7月17日にオープンする。ジビエ加工施設は、市街地から離れた場所に設置されていることが多いが、同施設は、年間200万人が訪れる道の駅エリアに隣接。ジビエの処理加工や販売だけでなく、地産地消やジビエ文

国内最大「日高山脈襟裳十勝国立公園」誕生…13市町村にまたがる手つかずの自然や動植物など魅力豊富
2024.06.25

国内最大「日高山脈襟裳十勝国立公園」誕生…13市町村にまたがる手つかずの自然や動植物など魅力豊富

国は25日、日高山脈や襟裳岬一帯の「日高山脈襟裳国定公園」を含む地域を国立公園に指定しました。きょう(25日)誕生したのは、「日高山脈襟裳十勝国立公園」です。今回の国立公園の指定は、雄大な山岳地帯に残る手つかずの自然や動植物などを保護するのが目的です。

ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明
2024.06.25

ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明

 ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大学などの研究チームは6月24日、そんな発表をした。海産魚類として、日本で「国内絶滅」(国内で50年以上の確認例がない場合、環境省レッドリストの判定基準で国内絶滅に該当する)が証明された実例は、今回が初めてという。 ノコギリエイ科は、

日高山脈、国立公園に指定 全国で35番目、陸域最大
2024.06.25

日高山脈、国立公園に指定 全国で35番目、陸域最大

 北海道の日高山脈地域が「日高山脈襟裳十勝国立公園」として25日、正式に指定され、全国35番目の国立公園が誕生した。陸域の面積は約24万5600ヘクタールで、国立公園としては北海道の大雪山(約22万6700ヘクタール)を上回り最大。新たな指定は2017年の鹿児島県の奄美群島以来となる。

1日じゃムリ! 絶景&グルメの島「淡路島」めぐり 日本最古の山「先山」ほか東西南北「全周ナビ」
2024.06.25

1日じゃムリ! 絶景&グルメの島「淡路島」めぐり 日本最古の山「先山」ほか東西南北「全周ナビ」

 淡路島(あわじしま)は、瀬戸内海東部に位置する兵庫県に属した島で、約13万人が暮らしている。その規模は、離島としては沖縄に次ぎ2番目。温暖で住みやすく、観光地としても人気だ。 島は3市で区分される。1つめは淡路市(あわじし)。世界最大の吊り橋・明石海峡大橋(あかしかいきょうおお

釧路湿原の大量メガソーラーに土地買取で対抗、原野商法で取得した土地「手放したい」人々も
2024.06.24

釧路湿原の大量メガソーラーに土地買取で対抗、原野商法で取得した土地「手放したい」人々も

 日本最大のラムサール条約登録湿地、釧路湿原で太陽光発電施設の進出が続く。絶滅危惧種で天然記念物のタンチョウやキタサンショウウオが住む湿原の乾燥化に拍車がかかるとの懸念が高まる。 国、北海道、市町村、環境団体でつくる協議会は希少生物の生息地を避けるよう事業者に呼びかけ、釧路市は条

徳之島ってすごい! 沖縄と奄美の講師が出張授業 徳之島の小学校で
2024.06.23

徳之島ってすごい! 沖縄と奄美の講師が出張授業 徳之島の小学校で

 沖縄こどもの国(沖縄市)と鹿児島県奄美市の奄美博物館による出張授業が21日、鹿児島県徳之島の天城町立岡前小学校(猪俣雅士校長、児童138人)であった。4年生15人が受講し、沖縄こどもの国広報担当の金尾由恵さん、奄美博物館学芸員の平城達哉さんが徳之島固有の生き物や島の自然環境の希少性について分

福井県で希少植物「ヒメザゼンソウ」盗まれたか…県域準絶滅危惧種、被害は数十株
2024.06.23

福井県で希少植物「ヒメザゼンソウ」盗まれたか…県域準絶滅危惧種、被害は数十株

 福井県嶺南地域の山中で絶滅の恐れがある希少植物のヒメザゼンソウ数十株が盗掘された可能性があることが6月21日、分かった。 ヒメザゼンソウはサトイモ科で、小さい花々が長さ4センチほどの濃い紫色の「仏炎苞(ぶつえんほう)」に覆われている。福井県のレッドデータブック(RDB)では嶺南

ヒロシマの被爆樹木、海を渡った子孫も大規模森林火災を生き抜く…クスノキ6本とイチョウ13本
2024.06.22

ヒロシマの被爆樹木、海を渡った子孫も大規模森林火災を生き抜く…クスノキ6本とイチョウ13本

 南米チリで今年2月に発生した大規模な森林火災により壊滅的な被害を受けた中部ビニャデルマルの国立植物園で、広島から贈られた「被爆樹木」の種から育てられたクスノキ6本とイチョウ13本が生き延びた。「ヒロシマの木」からは新しい葉が芽吹き、復興の象徴として地元住民らを勇気づけている。(チリ中部ビニャ

「あまりのおいしさに戻って来た」観光客もリピーターに…“駿河湾の宝石”サクラエビ漁に復活の兆し【静岡発】
2024.06.22

「あまりのおいしさに戻って来た」観光客もリピーターに…“駿河湾の宝石”サクラエビ漁に復活の兆し【静岡発】

2018年から不漁だった駿河湾の宝石「サクラエビ」。ただ、このところは水揚げ量も増え、回復傾向にあるようだ。サクラエビ料理のおいしさに魅了されリピーターになった観光客もいる。2024年4月25 日午後6時頃、84隻の船が静岡県の由比港を出発した。この日、目指したのは港から比較的近

栃木県市貝町でサシバ写真展 繁殖地、越冬地の姿並ぶ、鹿児島県・宇検村でのサミット開催へ友好深める
2024.06.22

栃木県市貝町でサシバ写真展 繁殖地、越冬地の姿並ぶ、鹿児島県・宇検村でのサミット開催へ友好深める

 栃木県市貝町の道の駅「いちかい」でこのほど、宇検村生勝出身の野鳥写真家、与名正三さんと同町の宇井恒雄さんが撮影した、猛禽類サシバの合同写真展が開かれた。2025年秋、宇検村で開催される「国際サシバサミット」の機運醸成に向け、国内有数の繁殖地として知られる市貝町が協力。両町村は2人が写したサシ

水源涵養活動はゲリラ豪雨による土砂災害を防ぐことにも貢献 里山復元へコカ・コーラ社員と八王子市長が現地入り
2024.06.22

水源涵養活動はゲリラ豪雨による土砂災害を防ぐことにも貢献 里山復元へコカ・コーラ社員と八王子市長が現地入り

 東京都八王子市の上川の里特別緑地保全地区(上川の里)は、かつて豊かな緑が残された都内有数の里山だったが、40年ほど人の手が入らなかったことで、現在は老木がうっそうと生い茂っている。 木々の密集度が高いと里山が雨傘のようになり、降水があっても、雨水が里山には蓄えられず外に流れしま

背中たたかれ振り返ると…八甲田でクマ被害
2024.06.21

背中たたかれ振り返ると…八甲田でクマ被害

 21日早朝、北八甲田の山中でタケノコ採りをしていた青森市の60代女性がクマに襲われた。右太ももに大けがを負ったが、命に別条はない。クマによる人身被害は県内で今年2例目。 市の発表によると、現場は石倉岳登山口から北側約300メートルの山林。午前5時40分ごろ、女性が背中をたたかれ

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」
2024.06.21

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」

日本の川では運が良ければ、大きいもので体長150センチにもなる、珍しい両生類を見つけられるかもしれない。オオサンショウウオだ。日本の特別天然記念物に指定されているこの生き物を求めて、3月の寒い夜、京都大学大学院の学生たちが鴨川を捜索した。オオサンショウウオであればなんでもいいとい