# 自然保護

【GQ読書案内】幼い頃の記憶を呼び覚ます、生命力を感じる美しい3冊
2024.06.30

【GQ読書案内】幼い頃の記憶を呼び覚ます、生命力を感じる美しい3冊

編集者で、書店の選書担当としても活動する贄川雪さんが、月に一度、GQ読者におすすめの本を紹介。今月は「生命力を感じる」がテーマ。梅雨ながら、すでに夏のような暑さが続きますね。樹木の緑をより濃く感じ、色とりどりに咲くあじさいにカエルやカタツムリを見つけた昔を思い出しながら、春以上に

公園内遊歩道で振り返るとクマ接近 男性まで5メートル以内とっさに顎を蹴り、クマは山林へ 島根県江津市
2024.06.29

公園内遊歩道で振り返るとクマ接近 男性まで5メートル以内とっさに顎を蹴り、クマは山林へ 島根県江津市

 29日午後5時50分ごろ、江津市浅利町の菰沢公園内の遊歩道を散歩中の男性が、体長1メートル超の成獣のクマ1頭と遭遇したと江津市に通報した。男性にけがはなかった。市は当面の間、同公園への立ち入りを禁止した。 市が男性から聞いた話によると、男性は同日午前6時半ごろ、園内を散歩中に振

韓国最高峰の漢拏山、ラーメンスープで環境被害 当局が警告
2024.06.29

韓国最高峰の漢拏山、ラーメンスープで環境被害 当局が警告

(CNN) 韓国最高峰の漢拏(ハルラ)山が思わぬ原因の環境被害に直面している。汚染源はインスタントラーメンだ。声明によると、国立公園管理事務所は登山客に対し、「きれいな環境」を保つため、漢拏山や山を流れる川にラーメンのスープを捨てないよう訴えるキャンペーンを開始した。

駐車スペース移動検討へ 金作原利用、試行ルール変更の方針を共有 奄美大島
2024.06.29

駐車スペース移動検討へ 金作原利用、試行ルール変更の方針を共有 奄美大島

 世界自然遺産である鹿児島県奄美大島の自然環境の適正利用について話し合う奄美大島利用適正化連絡会議の会合が28日、同県奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。認定ガイドの同行や車両台数制限などを設けた試行ルールを2019年2月から導入している金作原国有林(同市名瀬)について、利用状況や取り組

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験
2024.06.29

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験

秋田県と青森県にまたがる広大な白神山地。ブナの原生林が広がることで知られ、1993年、屋久島と同時に日本初のユネスコの世界自然遺産に登録されました。前回に続き、白神山地世界遺産センター藤里館(以下、藤里館)で自然アドバイザーを務める白鳥さんのフィールド情報収集業務に同行。ブナの森の中を歩き、小

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)
2024.06.29

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)

人懐っこかった牡鹿が人間の身勝手さの犠牲になり、悲しみが広がっている。スコットランドに「カラム」の愛称で親しまれた1頭の野生のアカシカがいた。人間を怖がらず、地元住民に愛され、ハイキングなどにやってきた観光客らからの人気もあった。地元メディアRoss-shire J

山のレジャーは「ヤマビル」にご注意 梅雨時に活発化 どう対策?
2024.06.29

山のレジャーは「ヤマビル」にご注意 梅雨時に活発化 どう対策?

 伸びて縮んで、ニョロニョロと寄ってくる。いつの間にか皮膚に張り付き、血を吸っている――。 山で行楽気分を一気に損ないかねないのがヒルによる被害だ。本州以南の各地で見られるヤマビルの活動は梅雨の季節に活発化しやすいという。 その対策を登山歴30年のベテランガイドに聞

【速報】クマの人的被害続く八甲田「入山規制」6月28日から
2024.06.28

【速報】クマの人的被害続く八甲田「入山規制」6月28日から

クマの人的被害が相次いだ八甲田の入山規制についてです。関係者による会議で、6月28日から入山規制を行うことが決まりました。人的被害があった場所を中心に、周囲およそ3キロの範囲で、国有林への立ち入りを禁止したり、登山道を閉鎖する措置がとられるということです。

国内初!人工授精でライチョウのヒナ2羽誕生 富山市の動物園
2024.06.28

国内初!人工授精でライチョウのヒナ2羽誕生 富山市の動物園

国内で初めてです。富山市の動物園できょう、人工授精でライチョウのヒナ、2羽が誕生しました。乗鞍岳の野生の雄から精子を採取し、動物園の雌5羽に授精させました。産卵した12個を機械で温め2羽のふ化に成功しました。環境省によりますと人工授精によるライチョウの誕生は国内で初

智頭町で「ブラウントラウトダービー」 釣りを楽しみながら生態系を守る
2024.06.28

智頭町で「ブラウントラウトダービー」 釣りを楽しみながら生態系を守る

 鳥取県・智頭駅前の智頭町観光協会が現在、「2024智頭町ブラウントラウトダービー」を行っている。(鳥取経済新聞) ブラウントラウトはヨーロッパ原産の外来種で20年ほど前から智頭町内の川で見かけられるようになったという。肉食で他の魚などを捕食する特徴があり「ヤマメ」「イワナ」など

日本最小の「ハッチョウトンボ」が100年後も暮らせるような環境を…“希少種の宝庫”で小学生が観察学習【山形発】
2024.06.28

日本最小の「ハッチョウトンボ」が100年後も暮らせるような環境を…“希少種の宝庫”で小学生が観察学習【山形発】

山形・真室川町の小学生が6月26日、地域の宝「中村湿原」で自然観察会を行った。子どもたちが一番楽しみにしていたのは、日本一小さいトンボ「ハッチョウトンボ」だ。真室川あさひ小学校では毎年、3年生が古里への愛着を育む観察学習を行っている。約1500年前の大規模な地滑りで

交通事故に遭い甲羅が損傷し大けが ぐったりした天然記念物のカメ 獣医が8カ月懸命に治療し回復 森に返すまでの軌跡
2024.06.28

交通事故に遭い甲羅が損傷し大けが ぐったりした天然記念物のカメ 獣医が8カ月懸命に治療し回復 森に返すまでの軌跡

 昨年10月、沖縄県国頭村辺野喜の林道で交通事故に遭った国指定天然記念物のリュウキュウヤマガメ(イシガメ科)が、ヤンバル動物診療所の懸命な治療で回復し24日、約8カ月ぶりに同林道の林床に放獣された。同診療所獣医師の山岸真貴さんは「しばらく動かなかったけど、慣れたらすたすたと森の中に消えていった

知床五湖で外来種スイレンを除去、作業後に見ることができたのは美しい「逆さ知床連山」
2024.06.28

知床五湖で外来種スイレンを除去、作業後に見ることができたのは美しい「逆さ知床連山」

 知床半島の観光名所「知床五湖」(北海道斜里町)で繁殖している外来種・スイレンの除去作業が26、27の両日、市民ボランティアら計約50人が参加して行われた。作業後は、覆われたスイレンのため観光シーズンの夏に見ることが難しかった一湖の「逆さ知床連山」が、湖面に映し出された。 今回の

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合
2024.06.27

ボルネオゾウ「絶滅危惧種」に レッドリスト更新 国際自然保護連合

 国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある野生生物を掲載した「レッドリスト」を更新した。 ゾウの中で最も小型といわれるボルネオゾウを、3段階ある絶滅危惧種の2番目に当たる「危機(EN)」に追加した。 ボルネオゾウは東南アジアのボルネオ島に生息しているが

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に
2024.06.27

世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に

 各国の政府や環境団体などでつくる国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある動植物をまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。東南アジア・ボルネオ島に生息し、世界最小とされるゾウ「ボルネオゾウ」が絶滅危惧種に指定された。 ボルネオゾウはアジアゾウの亜種で、パーム油が

北海道秋サケ過去最低予測 来遊25%減1703万尾
2024.06.27

北海道秋サケ過去最低予測 来遊25%減1703万尾

 北海道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭市)は21日の道連合海区漁業調整委員会で、今年の秋サケ来遊予測値(沿岸漁獲と河川捕獲の合計)を、前年実績比24・5%減の1702万9000尾と公表した。過去最低の来遊だった2017年の1737万尾を下回る予測となった。 今年度

クマ被害防止へ 青森県が月内にも個体数調査
2024.06.26

クマ被害防止へ 青森県が月内にも個体数調査

 青森県は26日、本年度予定している県内のツキノワグマの個体数調査を月内にも始める方針を明らかにした。人的被害が相次いでいる八甲田山系をはじめ、白神山地、下北の計3地域に定点カメラを設置。個体数を推定し、有識者会議の意見を聞きながら対策を検討する。県によるクマの個体数調査は5年ぶり。<

八甲田山中でクマに襲われ80代女性死亡 青森市が入山規制要請へ
2024.06.26

八甲田山中でクマに襲われ80代女性死亡 青森市が入山規制要請へ

 25日午前8時半ごろ、青森市荒川の八甲田山中で、むつ市の80代女性がツキノワグマに襲われ、搬送された市内の病院で死亡が確認された。青森県は同日、ツキノワグマ出没警報を発表。26日には担当者による危機情報連絡員会議を開くなど、対応に追われた。 市によると、現場は酸ケ湯温泉近く。女

「猟銃を発砲しても逃げない」クマによる死亡事故受け 青森県が庁内の各部局を集め会議 クマ被害の防止に向け『これまでにない強い注意』
2024.06.26

「猟銃を発砲しても逃げない」クマによる死亡事故受け 青森県が庁内の各部局を集め会議 クマ被害の防止に向け『これまでにない強い注意』

クマによる死亡事故を受け、25日に「ツキノワグマ出没警報」を発表した青森県は、女性を襲ったクマが音を出しても逃げなかったため、被害のあった区域への入山を控えるなどの注意喚起を周知するよう呼びかけました。県は26日、庁内の各部局を集めた災害情報連絡員会議を開き、クマ被害の防止に向け

「自然の通訳」養成講座 和歌山県田辺市が開講
2024.06.26

「自然の通訳」養成講座 和歌山県田辺市が開講

 和歌山県田辺市は、子どもに森林などの自然を案内し、地域の動植物や文化を伝える「インタープリター」の養成講座を開く。修了後は環境学習ツアーの講師などを務めてもらう。講座は9~12月に計3回の予定。申し込みは7月31日まで。 インタープリターは、自然の発するメッセージを人々に分かり