# 紛争・戦争

「最前線で戦う仲間がいる」 戦禍に苦しむウクライナ選手たちがパリ五輪で奮闘
2024.08.11

「最前線で戦う仲間がいる」 戦禍に苦しむウクライナ選手たちがパリ五輪で奮闘

【パリ=板東和正】パリ五輪でロシアから侵略を受けるウクライナの選手が戦禍の母国への思いを胸に善戦している。空襲の脅威にさらされたり、他国に移り住んだりしながら練習に励んできた選手は競技を通してロシアに勝利する意志を世界に向けて強調した。「侵略後にウクライナで何が起こったか思い出し

ガザの学校爆撃、米欧も非難 「あまりにも多くの民間人殺害」「恐ろしくなった」
2024.08.11

ガザの学校爆撃、米欧も非難 「あまりにも多くの民間人殺害」「恐ろしくなった」

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスと戦うイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの学校を爆撃し、100人前後が死亡したことを受け、米英仏や中東諸国は攻撃を非難した。ロイター通信が10日伝えた。11月の米大統領選に出馬する民主党候補のハリス副大統領は「またも、あまりにも多くの

切明千枝子さん「機械がひっくり返って下敷きに」図書館で被爆証言会 広島
2024.08.11

切明千枝子さん「機械がひっくり返って下敷きに」図書館で被爆証言会 広島

15歳で被爆した切明千枝子さんの証言を聞く会が11日、広島市中区の中央図書館で開かれました。被爆者 切明千枝子さん「機械がひっくり返って下敷きになり天井から色んなものが落ちてきた」証言を聞く会は被爆体験の継承を目指す、中央図書館の企画展の一貫で行われました。

黒柳徹子 戦後を思い出す名曲に思い「どんな歌詞でもいいから、戦争と関係ないのがいいよって」
2024.08.11

黒柳徹子 戦後を思い出す名曲に思い「どんな歌詞でもいいから、戦争と関係ないのがいいよって」

 女優の黒柳徹子(91)が、11日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 『戦争』を忘れない~櫻井翔が聞く黒柳徹子の記憶~」(後1・55)に出演し、戦後を実感した音楽について語った。 来年で戦後80年。戦争を知る人たちが年々、減ってきている中、かつて「徹子の部屋」に出演した戦争経験者の声

櫻井翔 昭和の名歌手の戦争体験に驚き 笑顔で出撃の16歳思う涙に「あまりにも違う現実」
2024.08.11

櫻井翔 昭和の名歌手の戦争体験に驚き 笑顔で出撃の16歳思う涙に「あまりにも違う現実」

 「嵐」櫻井翔(42)が11日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋 『戦争』を忘れない~櫻井翔が聞く黒柳徹子の記憶~」(後1・55)に出演し、昭和の名歌手の戦争体験に驚く場面があった。 来年で戦後80年。戦争を知る人たちが年々、減ってきている中、かつて「徹子の部屋」に出演した戦争経験者

「何が国民のためかを判別することが科学技術者にとって第一の問題」 潜水艇「海龍」生みの親が語った言葉【科学が変えた戦争】
2024.08.11

「何が国民のためかを判別することが科学技術者にとって第一の問題」 潜水艇「海龍」生みの親が語った言葉【科学が変えた戦争】

1945年の終戦から79年。太平洋戦争では、当時、画期的とされる技術を持ちながら、特攻兵器になるという運命をたどった潜水艇がありました。敵艦に体当たりするという任務を与えられた「海龍」。戦後、その生みの親が、科学技術のあり方について、言葉を残しています。■最先端の技術を持ちながら

「子どもたちはばらばらに」 イスラエル軍による学校空爆
2024.08.11

「子どもたちはばらばらに」 イスラエル軍による学校空爆

【AFP=時事】床には白い遺体袋が無造作に置かれ、その場は悲嘆で満ちていた。10日、避難民たちが身を寄せていたパレスチナ自治区ガザ市(Gaza City)の学校がイスラエル軍のミサイルで攻撃された後の光景だ。恐ろしい光景だが、戦闘が続くガザでは見慣れたものとなってしまった。 イス

安全な場所から人を殺す…ドローン戦争が壊す「人の心」PTSDに苦しむ「ドローンパイロット」の罪悪感【科学が変えた戦争】
2024.08.11

安全な場所から人を殺す…ドローン戦争が壊す「人の心」PTSDに苦しむ「ドローンパイロット」の罪悪感【科学が変えた戦争】

現代の戦争の姿を一変させたと言われる「ドローン」。戦場でその音を聞くことは恐怖でしかないと、多くの兵士たちが証言しています。一方で、離れた安全な場所からドローンを操作する「ドローンパイロット」は、一体どのような感情で攻撃を行っているのでしょうか。ある者は深刻なPTS

80年前戦禍に散った甲子園優勝投手の遺品見つかる 京都府代表・龍谷大平安右腕 遺族どこに
2024.08.11

80年前戦禍に散った甲子園優勝投手の遺品見つかる 京都府代表・龍谷大平安右腕 遺族どこに

 甲子園球場で球児たちが熱戦を繰り広げている全国高校野球選手権大会。戦時下の86年前の夏に京都代表として悲願の優勝を遂げた右腕で、後にプロ野球選手となるも、戦禍に散った元球児の遺品が見つかった。チームメートが寄せ書きした日の丸の旗だ。 旗の所有者は、平安中(現・龍谷大平安高)の天

「効率」を求める兵器 短時間で東京を火の海に・・・考え尽くされた「焼夷弾」【科学が変えた戦争】
2024.08.11

「効率」を求める兵器 短時間で東京を火の海に・・・考え尽くされた「焼夷弾」【科学が変えた戦争】

科学によって生み出される兵器の開発目的の1つにあるのが「効率」です。東京大空襲で使われた焼夷弾は、いかに短時間で街を燃やし尽くすか、入念に計算されたものでした。■毒ガスを生んだ科学 アウシュビッツの虐殺でもおよそ100年前(1918年)、食糧危機から人

【書評】川本三郎氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『北岸部隊』従軍作家・林芙美子がとらえた兵隊の低い視点からの戦争
2024.08.11

【書評】川本三郎氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『北岸部隊』従軍作家・林芙美子がとらえた兵隊の低い視点からの戦争

 敗戦から今夏で1979年。戦争を体験した世代の高齢化に伴い、300万人以上もの犠牲者を出した、悲惨な先の大戦に関する記憶の風化が心配されている。いっぽう、世界を見わたせばウクライナやガザなど、未だ戦火は絶えず、さらに海洋覇権奪取を目論む中国、核ミサイルの実戦配備を急ぐ北朝鮮など、我が国を取り

ハリス副大統領「民間人の被害を回避」 ガザ地区学校への攻撃受け
2024.08.11

ハリス副大統領「民間人の被害を回避」 ガザ地区学校への攻撃受け

 イスラエル軍によるガザ地区の学校への攻撃で100人以上が死亡したことに対し、アメリカのハリス副大統領がイスラエルに民間人の被害を回避するよう求めました。「イスラエルにはテロリスト『ハマス』を追い込む権利があるが、何度も言ってきたように、民間人の犠牲を回避するという重要な責任もあ

ゼレンスキー大統領が越境攻撃初めて認める「戦線を侵略者の領内に押し込んでいる」「必要な圧力」
2024.08.11

ゼレンスキー大統領が越境攻撃初めて認める「戦線を侵略者の領内に押し込んでいる」「必要な圧力」

ウクライナのゼレンスキー大統領は、6日から行われているロシア領内への大規模な攻撃についてウクライナ軍によるものであると初めて認め、「戦線を侵略者の領内に押し込んでいる」と主張しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ロシア西部クルスク州で5日間続いている攻防についてウクラ

ゼレンスキー氏「侵略者に圧力」、ロシア越境攻撃初めて認める
2024.08.11

ゼレンスキー氏「侵略者に圧力」、ロシア越境攻撃初めて認める

Oleksandr Kozhukhar[キーウ 11日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について初めて認めた。同州への越境攻撃は11日、6日目に入った。ゼレンスキー氏は1

ニュースワード「風船爆弾」
2024.08.11

ニュースワード「風船爆弾」

 風船爆弾 太平洋戦争末期に旧日本軍が開発した兵器。和紙をコンニャクのりで貼り合わせた直径10メートルの気球に爆弾をつるし、偏西風に乗せて米本土に飛ばす。「ふ号作戦」と呼ばれた旧日本軍の秘密作戦で、製造のため女学生らが動員された。 1944年11月~45年4月の間、現在の福島県い

ウクライナ越境攻撃で7万6000人が避難 ロシア
2024.08.11

ウクライナ越境攻撃で7万6000人が避難 ロシア

【AFP=時事】ウクライナ軍による大規模な越境攻撃が続く中、ロシアは10日、国境地域から住民7万6000人以上を避難させ、「対テロ作戦」を開始したと発表した。 ウクライナ軍部隊は6日朝、ロシア西部クルスク(Kursk)州へ侵入し、ロシアによる侵攻開始以来、最大かつ最も成功した越境

「木の上の軍隊」映画化、沖縄出身の平一紘監督「見せたい景色が見えてきた」
2024.08.11

「木の上の軍隊」映画化、沖縄出身の平一紘監督「見せたい景色が見えてきた」

映画「木の上の軍隊」が来年公開される。逢来竜太の脚本、栗山民也の演出で2013年に初演された「木の上の軍隊」が、映画化される。同作は、2010年に死去した井上ひさしが最期に書こうとしていた作品として知られ、初演には、藤原竜也、山西惇、片平なぎさが出演した。劇中では、沖縄県の伊江島

『十一人の賊軍』田中俊介、松尾諭ら追加キャスト15名発表 阿部サダヲの妻役に西田尚美
2024.08.11

『十一人の賊軍』田中俊介、松尾諭ら追加キャスト15名発表 阿部サダヲの妻役に西田尚美

 11月1日に公開される山田孝之と仲野太賀のW主演映画『十一人の賊軍』の追加キャスト15名が発表された。 本作は、『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズなどを手がけた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、60年の時を経て映画化する“集団抗争劇”。企画・プ

もしも残っていたならば…戦災で焼けた「7棟の天守」を振り返る 79年前の無差別攻撃を忘れないために
2024.08.11

もしも残っていたならば…戦災で焼けた「7棟の天守」を振り返る 79年前の無差別攻撃を忘れないために

 空前の城ブームがコロナ禍をはさんで再燃している。ただ、城の象徴とされる天守は12棟しか現存していない。79年前の終戦直前、すなわち昭和20年(1945)5月までは20棟が残っていたのだが、終戦までのわずか3カ月で7棟が失われたのである(その後、北海道松前町の松前城天守が昭和24年、失火によっ

「毎日何千もの人がガスで殺された」生存者の証言 多くの人を短時間で殺害…アウシュビッツで起きたこと【科学が変えた戦争】
2024.08.11

「毎日何千もの人がガスで殺された」生存者の証言 多くの人を短時間で殺害…アウシュビッツで起きたこと【科学が変えた戦争】

1918年にノーベル賞を受賞したフリッツ・ハーバー。人類を食糧危機から救った人物だ。一方で「化学兵器の父」とも呼ばれる。第一次世界大戦で広く使われた新たな兵器がある。大量破壊兵器『毒ガス』だ。この開発を主導した人物こそ、ハーバーだった。人