# 紛争・戦争

「知らないうちに人の生死に関わる」“極秘作戦”風船爆弾を作った96歳の消えない後悔
2024.08.16

「知らないうちに人の生死に関わる」“極秘作戦”風船爆弾を作った96歳の消えない後悔

15日で終戦から79年です。長い年月が経った今でも新たな資料が発見されています。『風船爆弾』に関する新資料から見えてくるものとは。全国戦没者追悼式では、戦火に倒れた310万人の死を悼まれました。天皇陛下「ふたたび戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、

ガザ停戦に向け間接協議が再開 ハマスは不参加 戦闘による死者は4万人超に
2024.08.16

ガザ停戦に向け間接協議が再開 ハマスは不参加 戦闘による死者は4万人超に

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦を目指す間接協議が15日、カタールの首都ドーハで再開された。ロイター通信によるとハマスは協議に加わらないが、イスラエルの対応次第では協議後に仲介国と話し合う姿勢を示している。協議の行方は、パレスチナ自治区ガザの戦闘が

戦時中の掩体壕 田園地帯の実り見守る“生き証人” 高知県南国市
2024.08.16

戦時中の掩体壕 田園地帯の実り見守る“生き証人” 高知県南国市

 高知県南国市前浜地区の田園地帯には、戦時中に航空機を守るために造られた掩体壕(えんたいごう)が今も残る。灰色がかった鉄筋コンクリート製の遺構の周囲では、収穫前の稲穂が揺れていた。 現在も7基残る掩体壕の中でも一番大きい4号掩体は幅44メートル、奥行23メートル、高さ8・5メート

終戦の日 神奈川の遺族代表 96歳の高橋和彦さん、優しかった兄に感謝
2024.08.15

終戦の日 神奈川の遺族代表 96歳の高橋和彦さん、優しかった兄に感謝

 東京・日本武道館で15日に開かれた全国戦没者追悼式には、神奈川県内から15~96歳の192人が参列した。県内の遺族を代表して高橋和彦さん(96)=川崎市多摩区=が献花。戦争の犠牲者を悼み、平和を願った。 高橋さんは、ヤシの木の下でほほ笑む11歳年上の兄冨彦さんの写真をかばんにし

【終戦から79年】沖縄戦を取材した記者の妻―記事まとめ本を出版 「あゝ沖縄」平和を託した思い 夫がめぐった沖縄県の戦跡を訪れる 記事に登場する兵士の親族と交流も 北海道
2024.08.15

【終戦から79年】沖縄戦を取材した記者の妻―記事まとめ本を出版 「あゝ沖縄」平和を託した思い 夫がめぐった沖縄県の戦跡を訪れる 記事に登場する兵士の親族と交流も 北海道

8月15日で終戦から79年。第二次世界大戦末期の沖縄戦の新聞記事。60年が経ったいま、取材した記者の妻が一冊の本にまとめた。そこには平和への思いが込められていた。「これが清水幸一の残したスクラップです。これ全体がうめき声に満ちている」(清

愛知県戦没者追悼式 約12万6千人の戦没者を悼む 遺族の平均年齢77歳“戦争を次の世代へ伝えるために”
2024.08.15

愛知県戦没者追悼式 約12万6千人の戦没者を悼む 遺族の平均年齢77歳“戦争を次の世代へ伝えるために”

15日、名古屋市内で「愛知県戦没者追悼式」が開かれ、参列した人たちが戦没者を悼みました。15日名古屋市東区で行われた「愛知県戦没者追悼式」には、遺族や県の関係者などおよそ700人が参列し、第二次世界大戦で亡くなった、約12万6千人の戦没者を悼みました。愛知県田原市の

ウクライナ軍、ロシア西部州に「軍司令部」設置 「緩衝地帯」「人道回廊」も設ける方針
2024.08.15

ウクライナ軍、ロシア西部州に「軍司令部」設置 「緩衝地帯」「人道回廊」も設ける方針

ウクライナ軍のシルスキー総司令官は15日、ゼレンスキー大統領に対し、同国軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州に「軍司令部」を設置したと報告した。軍司令部は一般的に、現地で軍部隊の管理や地元行政当局との調整などを担う駐屯機関で、露領土の占領を長期化させようとするウクライナの意図を示唆した。<

パレスチナ自治区ガザの死者4万人超に イスラエルとハマスの停戦交渉が再開
2024.08.15

パレスチナ自治区ガザの死者4万人超に イスラエルとハマスの停戦交渉が再開

イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉が15日、再開しました。一方、イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザの保健当局は、去年10月の戦闘開始以降に死亡した人の数が4万人を超えたと発表しました。ロイター通信によりますと、イスラエルとハマスの戦闘停止や人質解放などに向けた交渉

【特集】戦後79年での告白 戦争の苦しみは家庭にも「一生の深い傷」 群馬・長野原町
2024.08.15

【特集】戦後79年での告白 戦争の苦しみは家庭にも「一生の深い傷」 群馬・長野原町

15日で終戦から79年を迎えました。戦争によってもたらされた苦しみは各家庭にも影響を与えました。79年が経ち、初めて告白したいと話す戦争経験者を取材しました。「私もね、こんなに年を取ったから話せるので、うちの家族も知らない。でも今は知っても良いと思うんです。」(樋田さん)

「恐怖に苛まれながら日本に帰る日を待ち望んで…」 終戦から79年 戦争体験を語り継ぐ集い  旧満州での体験に思いを馳せて
2024.08.15

「恐怖に苛まれながら日本に帰る日を待ち望んで…」 終戦から79年 戦争体験を語り継ぐ集い  旧満州での体験に思いを馳せて

15日の「終戦の日」。長野市で「戦争体験を聞く集い」が開かれ、旧満州(現在の中国東北部)からの逃避行の悲劇などに耳を傾けました。「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び…」この集いは今年で14回目。約30人の参加者は終戦時の玉音放送を聞いた後、戦争体験者などの話に耳を傾け

出生届提出直後に空爆、生後3日の双子と母親が死亡 ガザ
2024.08.15

出生届提出直後に空爆、生後3日の双子と母親が死亡 ガザ

【AFP=時事】イスラエル軍の激しい攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で、モハメド・アブクムサンさんは、生後3日の双子の出生証明書を受け取った直後、自宅への爆撃で妻と子どもが殺害されたとの連絡を受けた。 アブクムサンさんが出生証明書を持ったまま泣き崩れる映

ロシア国防省、クルスク州の集落奪還と主張 ウクライナ軍に340人の損害を与えたと指摘
2024.08.15

ロシア国防省、クルスク州の集落奪還と主張 ウクライナ軍に340人の損害を与えたと指摘

ロシア国防省は15日、ウクライナ軍の越境攻撃を受ける露西部クルスク州で、国境周辺の集落クルペツを奪還したと主張した。露国防省はまた、同州での過去1日の戦闘で、ウクライナ軍に340人の損害を与えたとも指摘。越境攻撃の開始以来、ウクライナ軍に与えた損害は計2640人になったとした。<

ガザ停戦交渉が再開 米仲介、緊張緩和狙う
2024.08.15

ガザ停戦交渉が再開 米仲介、緊張緩和狙う

 【エルサレム、ワシントン共同】米国など3カ国が仲介するパレスチナ自治区ガザの停戦交渉が15日、中東カタールの首都ドーハで再開した。ロイター通信が伝えた。3カ国がまずイスラエルと協議し、その後にイスラム組織ハマスと協議する時間差での間接交渉となる見通し。戦闘が続くガザでは4万人超のパレスチナ人

戦没者の慰霊と世界平和祈る「奈良大文字送り火」
2024.08.15

戦没者の慰霊と世界平和祈る「奈良大文字送り火」

 戦没者を慰霊し、世界平和を祈る火の祭典「奈良大文字送り火」が15日夜、奈良市の高円山で行われた。 この送り火は、終戦記念日に奈良県出身の戦没者29243人を供養するために1960年(昭和35年)から始まり、現在は世界平和を祈る行事として親しまれている。 奈良市の平

終戦の日、千葉の県忠霊塔などで追悼式 戦争の悲惨さ語り継ぐ 平和への誓い新た
2024.08.15

終戦の日、千葉の県忠霊塔などで追悼式 戦争の悲惨さ語り継ぐ 平和への誓い新た

終戦から79年となった15日、千葉県でも各地で先の大戦の犠牲者への追悼式が行われ、恒久平和の誓いを新たにした。県主催の式は県忠霊塔(千葉市中央区)で行われ、熊谷俊人知事や県遺族会の川島義美会長(83)ら約50人が参加した。正午から1分間、黙禱(もくとう)をささげ、花を手向けた。<

無事への願いと滲む血の跡 遺品の日章旗が遺族のもとへ フィリピンで戦死…最期を知るきっかけに【福島発】
2024.08.15

無事への願いと滲む血の跡 遺品の日章旗が遺族のもとへ フィリピンで戦死…最期を知るきっかけに【福島発】

79年前、22歳の若さで戦死した福島県出身の男性。福島県二本松市の山間にある男性の墓で、手をあわせていたのはアメリカ人の親子・ウィリアム・ロブソンさんと息子のマイケルさん。父から受け継いだ日章旗を遺族に返すために、日本へやってきた。福島県の旧東和町出身の斎藤孝道さん。

戦後8年が経ち浮上した潜水艦「潜望鏡だけはぴかぴか光っていた」 戦争の末期に沈没し引き揚げられた「伊号第三十三潜水艦」 目撃者の記憶とは
2024.08.15

戦後8年が経ち浮上した潜水艦「潜望鏡だけはぴかぴか光っていた」 戦争の末期に沈没し引き揚げられた「伊号第三十三潜水艦」 目撃者の記憶とは

きょう終戦から79年を迎えました。今から80年前の太平洋戦争中に伊予灘沖で沈没し、その後、引き揚げられた、旧日本海軍の潜水艦。えい航された先の興居島で、その様子を目撃した住人から、話を聞くことができました。愛媛県松山市の沖合いに浮かぶ興居島(ごごしま)

「戦中生まれ」の国会議員、二階氏、麻生氏ら12人 全体の1・6%
2024.08.15

「戦中生まれ」の国会議員、二階氏、麻生氏ら12人 全体の1・6%

 終戦記念日の8月15日を迎えた国会議員は711人(衆院465人、参院246人=欠員2、いずれも14日現在)に上るが、このうち1945(昭和20)年の同日以前の「戦中生まれ」の議員は12人(内訳は衆院8人、参院4人)だった。全体の1・6%に過ぎず、「戦争を知らない世代」(戦後派)が立法府を占め

ガザの死者が4万人超える 当局発表 空爆続き、犠牲者増え続け
2024.08.15

ガザの死者が4万人超える 当局発表 空爆続き、犠牲者増え続け

 パレスチナ自治区ガザ地区の戦闘を巡り、ガザ保健当局は15日、昨年10月の戦闘開始以来のガザ側の死者が4万人を超えて、4万5人になったと発表した。ガザの人口は220万人ほどで、およそ55人に1人が死亡した計算となる。 イスラエル軍は、イスラム組織ハマスによる越境攻撃を受けてガザへ

終戦から79年 「同じ経験してほしくない」朝鮮半島から引き揚げた女性の証言
2024.08.15

終戦から79年 「同じ経験してほしくない」朝鮮半島から引き揚げた女性の証言

太平洋戦争の終結から15日で79年です。戦争で父を亡くし、朝鮮半島からの引き揚げを経験した都城市の女性は、今の子供たちに同じ経験をしてほしくないと戦争の悲惨さを伝える活動を続けています。(動画をご覧ください)