# 紛争・戦争

ガザ停戦協議「15日に再開を」 米国など3首脳「言い訳許されぬ」
2024.08.09

ガザ停戦協議「15日に再開を」 米国など3首脳「言い訳許されぬ」

 パレスチナ自治区ガザでの停戦の仲介にあたってきた米国、エジプト、カタールの3カ国首脳は8日、イスラエルとイスラム組織ハマスの双方に対して、停戦協議を15日に再開するよう求める共同声明を出した。イスラエルは9日、交渉団を派遣すると表明した。中東ではイランがイスラエルへの報復を宣言するなど衝突の

ロシア空軍基地をドローン攻撃 ウクライナ、国境進軍に続き
2024.08.09

ロシア空軍基地をドローン攻撃 ウクライナ、国境進軍に続き

 ロシアのメディアによると、9日未明(日本時間同日午前)、首都モスクワ南方リペツク州の空軍基地にウクライナ軍の大規模なドローン攻撃があった。 侵攻に対抗する同軍は6日から国境を接するロシア西部クルスク州に進軍。将来的な和平交渉で優位に立とうと、ロシアを揺さぶる作戦に着手したもよう

ロシア西部の軍飛行場を攻撃、ウクライナ発表 誘導爆弾破壊
2024.08.09

ロシア西部の軍飛行場を攻撃、ウクライナ発表 誘導爆弾破壊

[キーウ 9日 ロイター] - ウクライナ軍は9日、ロシア西部リペツク州のロシア軍飛行場を同日未明に攻撃し、保管されていた誘導爆弾を破壊したと発表した。攻撃により一連の爆発が起きたとしている。ウクライナはロシアの空爆能力やミサイル発射能力を弱めるため、ロシアの空軍基地を攻

戦争原因は「時代の指導者の不遜な思い」 79年前の広島で被爆体験した88歳女性が平和訴え 東大阪
2024.08.09

戦争原因は「時代の指導者の不遜な思い」 79年前の広島で被爆体験した88歳女性が平和訴え 東大阪

79年前の広島市で原爆被害に遭った大阪府東大阪市の藤本勝子さん(88)が、同市役所で市民らを前に「原爆体験のおはなし」と題した講演を行った。戦争で人間が「怖いことが怖くなくなるのはすごく怖い」と語り、21世紀の現在も世界各地で戦争が起きる原因は「時代の指導者の不遜な思いからではないか。いけない

太平洋戦争中、持ち主の命守った銃弾の跡残る刀現存 徳島城博物館で展示 阿波の刀工・吉川祐芳制作
2024.08.09

太平洋戦争中、持ち主の命守った銃弾の跡残る刀現存 徳島城博物館で展示 阿波の刀工・吉川祐芳制作

 太平洋戦争中、米の銃弾を受けたと伝わる刀(刃の長さ69・3センチ、反り1・9センチ)が現存し、徳島市の徳島城博物館で8月18日まで開催中の特別展で並んでいる。刀身には弾に撃たれた跡が残り、刀の持ち主を銃弾から守ったと伝わっていて「防盾祐芳(すけよし)」の号を持つ。作者は江戸後期から明治初期に

【長崎平和祈念式典】「平和は人類共有の世界遺産である」被爆者による平和への誓い
2024.08.09

【長崎平和祈念式典】「平和は人類共有の世界遺産である」被爆者による平和への誓い

79回目の長崎での原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で、被爆者代表の三瀬清一朗さん(89)が「平和への誓い」を読み上げた。「私たちは戦争の怖さを嫌というほど知っている。だからこれを今の若い人に伝えていかなければいけないし、伝える責任がある」。強い責任感で想いを伝えた。平和への誓いを読み上

ロシア西部に大規模無人機攻撃と州知事、空軍基地で火災か
2024.08.09

ロシア西部に大規模無人機攻撃と州知事、空軍基地で火災か

[9日 ロイター] - ロシア西部リペツク州のアルタモノフ知事は9日、ウクライナのドローン(無人機)による「大規模攻撃」で爆発が起きたとし、一部地域から住民を避難させていると明らかにした。6人が負傷したほか、電力供給に影響が出ているという。同知事は通信アプリ「テレグラム」

地球残すには核廃絶を 被爆者代表の三瀬清一朗さん 長崎原爆忌
2024.08.09

地球残すには核廃絶を 被爆者代表の三瀬清一朗さん 長崎原爆忌

 「戦争の愚かさから目をそらすことはできない」。 長崎市の平和祈念式典で被爆者代表として「平和への誓い」を読み上げた三瀬清一朗さん(89)は、戦火が収まらないウクライナやパレスチナで多くの子供たちが命を落としている現実を憂い、平和の尊さを強く訴えた。 三瀬さんは10

天皇皇后両陛下と愛子さま「長崎原爆の日」にあたり黙祷 上皇ご夫妻は平和記念式典をご覧になり原爆投下時刻に黙祷
2024.08.09

天皇皇后両陛下と愛子さま「長崎原爆の日」にあたり黙祷 上皇ご夫妻は平和記念式典をご覧になり原爆投下時刻に黙祷

8月9日の「長崎原爆の日」にあたり、天皇皇后両陛下と愛子さまがお住まいの御所で黙祷されたと宮内庁が発表しました。上皇ご夫妻もお住まいの仙洞御所で、テレビで「平和記念式典」の様子をご覧になり、原爆投下時刻の午前11時2分に合わせ、黙祷されたということです。上皇さまは、

長崎原爆の日 天皇ご一家・上皇ご夫妻 ご黙禱
2024.08.09

長崎原爆の日 天皇ご一家・上皇ご夫妻 ご黙禱

天皇、皇后両陛下は9日午前、長崎の原爆の日に当たり、長女の敬宮(としのみや)愛子さまとともに皇居・御所で黙禱された。宮内庁が同日、発表した。上皇ご夫妻もお住まいの仙洞御所(東京都港区)で、現地の式典の様子をテレビで見守りながら、投下時刻に合わせて黙禱されたという。

昼食断り、紙一重で命つなぐ…15歳で被爆した女性 壊滅した長崎1人歩いた2日間「もうこんなことは」
2024.08.09

昼食断り、紙一重で命つなぐ…15歳で被爆した女性 壊滅した長崎1人歩いた2日間「もうこんなことは」

 長崎県新上五島町似首郷に住む寺田嘉壽子さん(94)は79年前、大勢の死傷者が出た三菱兵器住吉トンネル工場(爆心地から2・3キロ)で学徒動員中に被爆した。当時15歳の少女に何があったのか。証言に耳を傾けた。 五島列島北部の小値賀島出身。8人きょうだいの末っ子。1943年に国民学校

【平和祈念式典】“平和は人類共有の世界遺産である” 被爆者代表「平和への誓い」(全文)《長崎》
2024.08.09

【平和祈念式典】“平和は人類共有の世界遺産である” 被爆者代表「平和への誓い」(全文)《長崎》

平和への誓い11時2分、止まったままの柱時計を見るたびに79年前の悪夢がよぎります。当時10歳の私は、夏休み中で、午前中に警報が解除され、母と祖母は洗濯と炊事を始めていました。私は家にあったオルガンで、B29の爆音を真似して、ブーンブーンブーンと音を出して遊んでいま

【書評】大塚英志氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『空想家とシナリオ・汽車の罐焚き』作家自身が無・政治的な日常作りの担い手であった
2024.08.09

【書評】大塚英志氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『空想家とシナリオ・汽車の罐焚き』作家自身が無・政治的な日常作りの担い手であった

 敗戦から今夏で1979年。戦争を体験した世代の高齢化に伴い、300万人以上もの犠牲者を出した、悲惨な先の大戦に関する記憶の風化が心配されている。いっぽう、世界を見わたせばウクライナやガザなど、未だ戦火は絶えず、さらに海洋覇権奪取を目論む中国、核ミサイルの実戦配備を急ぐ北朝鮮など、我が国を取り

ウクライナ越境攻撃のクルスク州、「激しい戦闘が進行中」 住民はプーチン氏に支援要請
2024.08.09

ウクライナ越境攻撃のクルスク州、「激しい戦闘が進行中」 住民はプーチン氏に支援要請

(CNN) ロシアへの越境攻撃を行ったウクライナ軍が、ロシア南西部クルスク州のさらに奥深くへと侵入している。米国やウクライナの複数の当局者によると、今回の越境侵入には米当局者も驚いているという。ウクライナ軍は通常部隊と特殊作戦部隊の混成部隊で、覆面部隊や現地の協力者で構成されるこ

「ロシアは戦争の結果を思い知るべき」 ゼレンスキー氏
2024.08.09

「ロシアは戦争の結果を思い知るべき」 ゼレンスキー氏

【AFP=時事】ウクライナがロシアに大規模な越境攻撃を開始して3日目の8日、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は演説で、ロシアは自らが仕掛けた戦争の結果を「思い知るべき」だと述べた。 ロシア軍によれば、ウクライナ側は6日朝、西部クルスク(K

西島秀俊、國村隼、柄本佑、橋本愛、小野花梨、山田杏奈が戦時中の人々の日記を朗読
2024.08.09

西島秀俊、國村隼、柄本佑、橋本愛、小野花梨、山田杏奈が戦時中の人々の日記を朗読

NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争」の第4弾「新・ドキュメント太平洋戦争1944 絶望の空の下で」が8月15日19時30分よりオンエア。朗読出演に國村隼、西島秀俊、柄本佑、橋本愛、小野花梨、山田杏奈らが名を連ねた。戦争の中を生きた人々の日記や手記から、時代のうねりを追体

「今こそ人質とガザの人々の苦しみを終える時だ」アメリカなど3カ国が15日にガザ停戦協議を要請
2024.08.09

「今こそ人質とガザの人々の苦しみを終える時だ」アメリカなど3カ国が15日にガザ停戦協議を要請

アメリカ、エジプト、カタールの3カ国の首脳は8日、イスラエルとイスラム組織ハマスに対し、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を来週15日に再開するよう求める共同声明を発表しました。声明では「今こそ人質とガザの人々の苦しみを終える時だ」とした上で、イスラエルとハマスに対して、来週15日に

核なき世界の実現を 高校生らが「人間の鎖」 長崎原爆忌
2024.08.09

核なき世界の実現を 高校生らが「人間の鎖」 長崎原爆忌

 79回目の原爆の日を迎えた9日、長崎市松山町の爆心地公園には、早朝から原爆犠牲者を悼む人が多く訪れた。 公園では「若者・高校生早朝集会」があり、17都道府県から集まった高校生平和大使ら約100人が手をつないで「人間の鎖」をつくり、核兵器の廃絶と平和な世界の実現に向けて連帯を示し

被爆79年 長崎で平和祈念式典始まる 「核兵器廃絶」呼びかけへ
2024.08.09

被爆79年 長崎で平和祈念式典始まる 「核兵器廃絶」呼びかけへ

 長崎市の平和公園で、被爆79年の平和祈念式典が始まった。岸田文雄首相や各国の大使館関係者らが参列。原爆が炸裂(さくれつ)した午前11時2分に合わせて、犠牲者を悼み、黙禱(もくとう)をささげる。 鈴木史朗・長崎市長は「平和宣言」で、被爆者の詩を引用する形で被爆の惨状を訴え、国際社

「オッペンハイマーも苦しんでいた」原爆の責任問題を避け
2024.08.09

「オッペンハイマーも苦しんでいた」原爆の責任問題を避け"わかりやすい人間ドラマ"に仕立てるマスコミの罪

8月になると新聞やテレビで組まれる戦争特集。この時期だけ戦争を振り返っていると批判的に「8月ジャーナリズム」と呼ばれることもある。原爆被害についての著作があるジャーナリストの柴田優呼さんは「最近では原子爆弾の開発者であるオッペンハイマー氏の孫が来日し被爆者と交流したことが報じられたが、8月ジャ