# 沖縄戦

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」
2024.06.23

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」

沖縄戦が終結して79年となる「慰霊の日」の23日、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で行われた「沖縄全戦没者追悼式」に出席した岸田文雄首相は「沖縄戦の悲惨な実相と平和の尊さを次世代に継承していくことはわれわれに課された責務だ」と述べた。沖縄の基地負担に

沖縄慰霊の日「平和の詩」朗読の高校生 ~「怒り」から「祈り」へ~
2024.06.23

沖縄慰霊の日「平和の詩」朗読の高校生 ~「怒り」から「祈り」へ~

23日は、79年前の沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」です。糸満市で行われた「沖縄全戦没者追悼式」では、離島の宮古島の男子高校生が平和への祈りを詩に込めて朗読しました。詩を書いたきっかけは、いまも世界の各地で続く戦争への「怒り」でした。今年、「平和の詩」を朗読したのは、沖縄県宮

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」
2024.06.23

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」

 沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた追悼式では、県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さん(18)(宮古島市)が児童・生徒代表による「平和の詩」を朗読した。タイトルは「これから」。戦争体験者のいない時代が訪れる中、平和な世界の実現のために「これから自分たちに何ができるかを考えたい」と

沖縄戦終結79年、「慰霊の日」に平和の礎に手を合わせる遺族…刻銘者は計24万2225人に
2024.06.23

沖縄戦終結79年、「慰霊の日」に平和の礎に手を合わせる遺族…刻銘者は計24万2225人に

 沖縄は23日、多くの住民を巻き込んだ太平洋戦争末期の沖縄戦の戦没者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。組織的な戦闘の終結から79年となり、最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた。今も世界で戦争や紛争が絶えない中、参列者は不

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日
2024.06.23

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、参列した岸田文雄首相があいさつした。あいさつの全文は次の通り。        ◇<

平和宣言で「自衛隊の配備拡張に不安」 玉城知事、南西シフトに言及
2024.06.23

平和宣言で「自衛隊の配備拡張に不安」 玉城知事、南西シフトに言及

 沖縄戦戦没者らを悼む「慰霊の日」の23日、沖縄県糸満市の県平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が開かれた。 玉城デニー知事は平和宣言で、「自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いています」と自衛隊の「南西シフト」への懸念

玉城デニー知事「祖先に誇れる沖縄に」 慰霊の日に「平和宣言」
2024.06.23

玉城デニー知事「祖先に誇れる沖縄に」 慰霊の日に「平和宣言」

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で、県と県議会主催の沖縄全戦没者追悼式が営まれた。玉城デニー知事は「平和宣言」で、米軍基地の集中に加え、自衛隊の増強が進む沖縄の現状について「無念の思いを

「沖縄の負担軽減に全力尽くす」 首相「慰霊の日」追悼式に参列
2024.06.23

「沖縄の負担軽減に全力尽くす」 首相「慰霊の日」追悼式に参列

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で、県と県議会主催の沖縄全戦没者追悼式が営まれた。参列した岸田文雄首相はあいさつで、「今もなお沖縄の皆様には米軍基地の集中などによる大きな負担を担っていた

岸田首相「沖縄戦の悲惨な実相の継承は我々の責務」 沖縄全戦没者追悼式・挨拶全文
2024.06.23

岸田首相「沖縄戦の悲惨な実相の継承は我々の責務」 沖縄全戦没者追悼式・挨拶全文

沖縄県は23日、住民を巻き込み20万人あまりが犠牲となった沖縄戦の組織的な戦闘が終結したとされる「慰霊の日」を迎えた。岸田文雄首相は沖縄全戦没者追悼式で挨拶し、「戦場に斃(たお)れられた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に、謹んで哀悼の誠を捧げる」と弔意を示した。そ

「平和が欠けることの怖さを 僕たちは知っている」 平和の詩全文
2024.06.23

「平和が欠けることの怖さを 僕たちは知っている」 平和の詩全文

 沖縄戦犠牲者らを悼む「慰霊の日」の23日、沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」が朗読された。宮古高校3年の仲間友佑さん(18)の作品「これから」。未来に希望をもてる世界を願ってゆっくりと読み上げた。     ◇ 「これから」短い命を知ってか知らずか

「基地問題の早期解決を」 沖縄・玉城デニー知事の平和宣言全文
2024.06.23

「基地問題の早期解決を」 沖縄・玉城デニー知事の平和宣言全文

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、玉城デニー知事が「平和宣言」を読み上げた。平和宣言の全文は次の通り。        ◇

戦後79年、沖縄慰霊の日 国内最大の地上戦、犠牲20万人追悼 平和の誓い新た
2024.06.23

戦後79年、沖縄慰霊の日 国内最大の地上戦、犠牲20万人追悼 平和の誓い新た

 沖縄は23日、太平洋戦争末期に国内最大の地上戦となった沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」を迎えた。 79年前、最後の激戦が繰り広げられた糸満市摩文仁の平和祈念公園では、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれ、遺族らが犠牲となった約20万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした

沖縄戦の苛烈さ伝える「一人芝居」、家族全員失った祖母の体験もとに…大阪の俳優の思いとは
2024.06.23

沖縄戦の苛烈さ伝える「一人芝居」、家族全員失った祖母の体験もとに…大阪の俳優の思いとは

 大阪市の俳優 谷ノ上(たにのうえ)朋美さん(51)が、太平洋戦争末期に起きた沖縄戦の苛烈さを伝える一人芝居を演じている。沖縄戦で家族全員を失った祖母の体験をもとにした脚本で、上演回数は2年間で40回を超えた。谷ノ上さんは「一人一人が命と向き合えば、争いはなくなる」と信じる。23日は沖縄戦終結

平和が欠ける怖さを僕たちは知っている 慰霊の日・平和の詩(全文)
2024.06.23

平和が欠ける怖さを僕たちは知っている 慰霊の日・平和の詩(全文)

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さん(18)が「これから」と題した「平和の詩」を朗読する。全文はこちら。<

【LIVE】79年目の沖縄・慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式をライブ配信 このあと
2024.06.23

【LIVE】79年目の沖縄・慰霊の日 沖縄全戦没者追悼式をライブ配信 このあと

きょう6月23日は、79年前の沖縄戦で組織的な戦闘が終わったとされる「慰霊の日」です。このあと午前11時50分から、糸満市の平和祈念公園で執り行われる、沖縄全戦没者追悼式の模様をライブ配信します。79年前の沖縄戦では、日米両軍の激しい戦闘に住民が巻き込まれ、軍民あわせて20万人あ

24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日
2024.06.23

24万の名刻まれた平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日

 県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から79年。「慰霊の日」を迎えた沖縄では23日、早朝から戦争体験者や遺族らが沖縄県糸満市摩文仁の「平和の礎(いしじ)」を訪れ、亡き人たちに祈りを捧げた。 平和の礎には、沖縄戦戦没者ら24万人余の名前が刻まれている。 那覇市の多和

沖縄戦の犠牲者追悼「慰霊の日」前夜祭、戦没者ひ孫「安らかに眠れるように」…「鎮魂の火」ともす
2024.06.23

沖縄戦の犠牲者追悼「慰霊の日」前夜祭、戦没者ひ孫「安らかに眠れるように」…「鎮魂の火」ともす

 太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を追悼する「慰霊の日」(23日)の前夜祭が22日夜、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で行われた。県内外から遺族ら約250人が参列した。 同県遺族連合会を代表し、沖縄戦で曽祖父を亡くした大山桜さん(23)(沖縄県石垣市)ら2人が献火台に「鎮魂の火」を

「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡――「どうして、あんなに早く」夫を失った妻の慟哭
2024.06.23

「沖縄戦」指揮官と遺族の往復書簡――「どうして、あんなに早く」夫を失った妻の慟哭

 24歳の若さで1000人近い部隊を率い太平洋戦争末期の沖縄で戦った伊東孝一大隊長は、戦後、戦死した約600人の部下の遺族に向け「詫び状」をしたためる。それに対する356通の返信の一葉一葉には、〈人の殺し合いがどれだけ悲惨で残酷なものか〉という真実が刻まれている。伊東から「戦争犠牲者の真実を炙

【今日は何の日:6月23日】1982年 東北新幹線が開業。今ではくちばしの長いカモノハシ顔でおなじみだが、出発式の写真には「これぞ新幹線!」と言いたくなる昔懐かしいフォルム
2024.06.23

【今日は何の日:6月23日】1982年 東北新幹線が開業。今ではくちばしの長いカモノハシ顔でおなじみだが、出発式の写真には「これぞ新幹線!」と言いたくなる昔懐かしいフォルム

1970(昭和45)年 午前0時に日米安全保障条約が自動延長。60年に改定された日米安保条約は、期限を10年とし、締結国からの1年前の予告により一方的に破棄できると定めた。逆に言えば、破棄の意思表示がなければ自動継続される仕組み。日本では一部の野党や労働組合などが破棄を主張したが、国民の支持を

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 沖縄・玉城知事「平和な社会構築、大きな責務」
2024.06.23

沖縄戦終結79年「慰霊の日」 沖縄・玉城知事「平和な社会構築、大きな責務」

沖縄戦が終結して79年となる23日、沖縄は亡くなった人々を悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、正午前から県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれる。岸田文雄首相や玉城デニー知事らとともに平和の誓いを新たにする。玉城デニー知事