# 水産・海洋研究

漁業取締船の引き揚げ、10日に延期 天候不順で水産庁、岡山・笠岡市沖沈没
2024.06.09

漁業取締船の引き揚げ、10日に延期 天候不順で水産庁、岡山・笠岡市沖沈没

 5月に岡山県笠岡市沖で水産庁の漁業取締船「白鷺(しらさぎ)」(149トン)が座礁、沈没し燃料の軽油が流出した事故で、同庁は7日、船体の引き揚げを9日に実施すると発表した。 市内で開いた地元説明会で示した。水深約19メートルの海底に沈んだ船体のワイヤ取り付けや亀裂をふさぐ対策は既

沈没した漁業取締船「白鷺」9日に引き揚げへ 水産庁が漁業関係者らにスケジュールなど説明 岡山
2024.06.07

沈没した漁業取締船「白鷺」9日に引き揚げへ 水産庁が漁業関係者らにスケジュールなど説明 岡山

 5月に岡山県笠岡市沖で沈没した水産庁の漁業取締船について、水産庁は9日に船を引き揚げることを明らかにしました。    (水産庁/藤田仁司 次長)「誠に申し訳ございませんでした。深くお詫びを申し上げます」 5月21日、水産庁の漁業取締船「白鷺」が活動中

今シーズン初めて1,000トン超え 東通村沖で漁獲のマイワシ 八戸港
2024.06.07

今シーズン初めて1,000トン超え 東通村沖で漁獲のマイワシ 八戸港

八戸港でマイワシの水揚げが本格化しけさは今シーズン初めて1,000トンを超えました。八戸港の第1魚市場にマイワシをけさ水揚げしたのは茨城県や福島県などの巻き網船団の運搬船5隻です。東通村沖できのうの夜から未明にかけて漁獲しました。けさは5隻合わせて1,071トンと、水揚げが始まっ

【速報】笠岡市沖で沈没の漁業取締船 あさって(9日)引き揚げの方針(水産庁)【岡山】
2024.06.07

【速報】笠岡市沖で沈没の漁業取締船 あさって(9日)引き揚げの方針(水産庁)【岡山】

2024年5月、岡山県笠岡市沖で水産庁の漁業取締船が座礁・沈没した事故で、水産庁は6月7日、漁業関係者らを対象とした2回目の説明会を笠岡市で開き、船の引き揚げ作業を6月9日に行うことを明らかにしました。

カツオケンケン漁好調 「近年で最も多い」和歌山県紀南地方の主要3漁港
2024.06.07

カツオケンケン漁好調 「近年で最も多い」和歌山県紀南地方の主要3漁港

 カツオ漁が盛んな和歌山県紀南地方の主要3漁港(田辺、周参見、串本)で、ケンケン漁(ひき縄漁)が好調だ。県水産試験場(串本町)によると、今年の水揚げ量は5月までの5カ月間で計896・6トンとなっており、すでに昨年1年間(513・8トン)を大きく上回っている。試験場は「近年で最も多い」と話してい

中国周辺海域の放射性物質「濃度に異常なし」 去年の政府報告書
2024.06.07

中国周辺海域の放射性物質「濃度に異常なし」 去年の政府報告書

中国政府は、福島第一原発の処理水放出に反発して日本産水産物の輸入禁止措置を続けていますが、海洋環境に関する報告書では、中国周辺海域の放射性物質の濃度について「異常はなかった」と明記したことがわかりました。中国の生態環境省が5月下旬に公表した2023年の報告書によりますと、中国周辺

銚子でイルカウォッチングと雄大な太平洋の眺めに心躍る
2024.06.07

銚子でイルカウォッチングと雄大な太平洋の眺めに心躍る

 関東平野の最東端、千葉県銚子市の沖合は、北から流れる親潮と南からの黒潮がぶつかる、全国でも有数の漁場として知られている。銚子漁港は、サバ、マイワシなどを中心に、国内で1、2位を争う水揚げ量を誇る。こうした魚を目当てに集まってくるのは漁業者だけでない。イルカやクジラの仲間は世界に約90種いると

「もしやあの高級食材では?」「まさか生き残っていたとは」 SNSで驚きの発見! 30年以上前に岩手から姿を消したとされる「あの貝」とは… 
2024.06.07

「もしやあの高級食材では?」「まさか生き残っていたとは」 SNSで驚きの発見! 30年以上前に岩手から姿を消したとされる「あの貝」とは… 

SNSに漁師が投降した画像に岩手県水産技術センターの研究員が驚きました。「まさか生き残っていたとは」そこに写っていたのはヨーロッパで高級食材として大人気という「あの貝」でした。2023年4月、岩手県釜石市にある岩手県水産技術センターの寺本沙也加専門研究

新副知事に小林徳光氏起用へ 水産業復興特区の導入など携わる<宮城県>
2024.06.07

新副知事に小林徳光氏起用へ 水産業復興特区の導入など携わる<宮城県>

宮城県の池田副知事は総務省出身で2022年から副知事として県のデジタル分野の取り組みの推進や半導体産業など企業誘致を指揮していた。任期は4年だったが、途中で退任し総務省に帰任する見通し。そして、県は後任の副知事をみやぎ産業振興機構副理事長の小林徳光氏とする方針を固め

韓国・5月の消費者物価は2.7%↑…梨126.3%値上がり「過去最高」
2024.06.07

韓国・5月の消費者物価は2.7%↑…梨126.3%値上がり「過去最高」

【06月07日 KOREA WAVE】韓国統計庁は4日、5月の消費者物価指数が114.09(2020年=100)で前年同月比2.7%上昇したと発表した。これは前月比0.2ポイント低い上昇幅だ。品目別では農畜水産物が8.7%上昇。特に梨(126.3%)は調査開始以来最も高い上昇率を

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。津波が来ると水圧や海底地形が変化し、光ファイバーがわずかに変形・伸縮するため、陸上基地局から送信したレーザー光が反射して戻って来る

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待
2024.06.06

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待

海底の光ファイバーケーブルが津波の観測に一役買うかもしれません。 2023年に太平洋側で観測された津波について、高知県の沖合60キロから陸地に迫ってくる様子を捉えたとする研究結果が示されました。 2023年10月、伊豆諸島の鳥島の近海で津波が発生し、一時、太平洋側で

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待
2024.06.06

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待

 海洋研究開発機構(海洋機構、神奈川)は6日、高知・室戸沖の海底に設置した光ファイバーケーブルで、昨年10月に東京・伊豆諸島の鳥島近海から発生した津波が沖合約60キロから沿岸付近まで伝わる様子を捉えたと国際専門誌に発表した。将来的には海底光ケーブルによる観測を津波の緊急速報などに活用できる可能

中国周辺海域の放射性物質濃度「異常なし」 日本産水産物禁輸は継続
2024.06.06

中国周辺海域の放射性物質濃度「異常なし」 日本産水産物禁輸は継続

 中国政府が発表した海洋環境の報告書で、2023年の中国周辺海域の放射性物質濃度について「異常は見られなかった」と明記したことが明らかになった。同年8月に東京電力が福島第一原発の処理水放出を始めたことに反発した中国は、現在まで日本産水産物の禁輸措置を続けている。 中国生態環境省が

周辺海域の放射性濃度「異常なし」 水産物禁輸は継続 中国
2024.06.06

周辺海域の放射性濃度「異常なし」 水産物禁輸は継続 中国

 【北京時事】中国生態環境省は5日、2023年の中国周辺海域の放射性物質濃度に「異常は見られなかった」とする年次報告を公表した。 同年8月の東京電力福島第1原発の処理水海洋放出後も、数値に異常がなかったことを自ら示した形。一方、放出を受けた日本産水産物の禁輸措置は継続する見通しだ

ブリ豊漁で南越前町活気づく 去年の漁獲量を上回るペース
2024.06.06

ブリ豊漁で南越前町活気づく 去年の漁獲量を上回るペース

南越前町の河野地区では今シーズン、ブリが豊漁となっています。活気づく港町の様子とこの時期に豊漁になっている背景を探りました。肉厚で脂がのった刺し身に、甘辛い煮つけ。それに南蛮漬けなど、ご飯や酒が進むブリ料理。食事客「ブリがおいしかった。めちゃくちゃ味も

水産業の夢と未来をかけた高級魚「タマカイ」養殖プロジェクト 地域の新たなブランドへ
2024.06.05

水産業の夢と未来をかけた高級魚「タマカイ」養殖プロジェクト 地域の新たなブランドへ

「タマカイ」という名の高級魚をご存じだろうか。あたたかい海域に生息する魚で、流通量が少なく、希少価値がかなり高い魚だ。宮崎県都農町では、地元水産業の未来をかけて「タマカイ」の養殖に取り組んでいる。漁師の高齢化や担い手不足など厳しい環境が続く中、新たなブランドを作り出そうという挑戦だ。<

日本のEEZ内で違法操業を行う外国漁船への対応を 海上保安庁と水産庁が大和堆周辺で合同訓練
2024.06.05

日本のEEZ内で違法操業を行う外国漁船への対応を 海上保安庁と水産庁が大和堆周辺で合同訓練

日本海にある大和堆周辺海域で日本漁船によるイカ釣り漁が始まるのを前に、海上保安庁と水産庁が巡視船などを使った合同訓練を行いました。第9管区海上保安本部によりますと、訓練は4日に行われ、海上保安庁の巡視船「さがみ」と「のと」や水産庁の漁業取締船「白嶺丸」などが参加しました。

スルメイカ、今季も不漁か 11隻が初出漁、3隻水揚げなし 函館
2024.06.05

スルメイカ、今季も不漁か 11隻が初出漁、3隻水揚げなし 函館

 道南に初夏の訪れを告げる今季のスルメイカ漁が解禁され、北海道函館市の函館漁港などに5日早朝、初水揚げされた。漁船の水槽からは生きたままの「いけすイカ」が次々とすくい上げられた。函館名物のスルメイカは今季も不漁が予想されており、関係者は漁獲量の増加を期待している。 1日が休漁日、