# 核燃料

常陽再稼働の必要性了承 茨城県原子力審議会 大洗町、工事了解へ
2024.08.03

常陽再稼働の必要性了承 茨城県原子力審議会 大洗町、工事了解へ

日本原子力研究開発機構(原子力機構)の高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)の再稼働を巡り、県原子力審議会は2日、文部科学省が説明した再稼働の必要性や意義を了承した。これを受け、常陽が立地する大洗町の国井豊町長は再稼働に必要な安全対策工事の着工に「事前了解する方向」と認める考えを明らかにした。

デブリ取り出しへ、研究炉再開 福島第1原発事故受け改造 原子力機構
2024.08.02

デブリ取り出しへ、研究炉再開 福島第1原発事故受け改造 原子力機構

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は2日、茨城県東海村の研究施設で、研究炉「STACY」の運転を開始したと発表した。 東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を安全に取り出す研究を進めるために改造。約14年ぶりの運転再開となった。 1995年に運転を開

関電社長、核燃サイクルは「弊社だけの問題でない」 大阪市長と会談
2024.07.31

関電社長、核燃サイクルは「弊社だけの問題でない」 大阪市長と会談

 大阪市の横山英幸市長と関西電力の森望社長が31日、同市役所で面会し、同社の企業統治や原発事業のあり方について意見を交わした。 市は、関電株の約7%を保有する筆頭株主。これまでも福島第一原発事故や同社の不祥事を踏まえ、経営の透明性や原発の安全性の確保を株主提案で求めてきた。今回、

むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 「福島第一原発事故」を教訓にした安全対策を報道各社に公開 海抜約30メートルに外部電源を失った際に使う電源車を増設
2024.07.31

むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設 「福島第一原発事故」を教訓にした安全対策を報道各社に公開 海抜約30メートルに外部電源を失った際に使う電源車を増設

2024年9月までの操業開始を目指している、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について。国の規制基準に対応するための安全対策工事が終わり、31日に現場が公開されました。RFSは、建設中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設で福島第一原発事故を教訓にした安全対策を報道各社に公開し、津波の浸

燃料デブリ、8月下旬にも取り出し 福島原発2号機 東電
2024.07.31

燃料デブリ、8月下旬にも取り出し 福島原発2号機 東電

 東京電力は31日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の取り出し作業について、8月下旬にも着手する方針を示した。  同社の計画では、「テレスコ式」と呼ばれる釣りざお状の取り出し装置を投入しデブリを試験的採取する。原子力規制委員会は31日、同装置の使

中間貯蔵の事業開始、9月以降か 使用済み核燃料、青森・むつ
2024.07.31

中間貯蔵の事業開始、9月以降か 使用済み核燃料、青森・むつ

 青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵は31日、燃料を置く貯蔵建屋や安全対策設備を報道陣に公開した。9月までに東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)から燃料が搬入される見通しで、貯蔵事業の開始時期について高橋泰成社長は報道陣に「8月中は日程がタイトだ」と説明し、9月以降

【速報】「核燃料の処分・サイクル確立を」関西電力社長に筆頭株主の大阪市長が会談で要望
2024.07.31

【速報】「核燃料の処分・サイクル確立を」関西電力社長に筆頭株主の大阪市長が会談で要望

 関西電力の森望社長は、31日大阪市役所を訪れ、同社の大株主である大阪市の横山英幸市長と意見交換を行いました。 関西電力をめぐっては、原子力発電所から出た使用済みの核燃料を一時的に保管する「中間貯蔵施設」の確保が、長年にわたって大きな課題となっています。 関西電力は

中間貯蔵、受け入れ歓迎 林官房長官
2024.07.30

中間貯蔵、受け入れ歓迎 林官房長官

 林芳正官房長官は30日の記者会見で、青森県の宮下宗一郎知事が原発の使用済み核燃料を同県むつ市の中間貯蔵施設で受け入れると表明したことを歓迎した。 「使用済み燃料の貯蔵能力拡大は、安定的・継続的に原発を利用する上で重要な政策課題だ。大きな意義を持つ」と強調。貯蔵が長期化するとの懸

官房長官、青森の受け入れ歓迎 中間貯蔵施設の使用済み核燃料
2024.07.30

官房長官、青森の受け入れ歓迎 中間貯蔵施設の使用済み核燃料

 林芳正官房長官は30日の記者会見で、青森県の宮下宗一郎知事による同県むつ市の中間貯蔵施設での原発使用済み核燃料受け入れ表明を歓迎した。「貯蔵能力の拡大は安定的かつ継続的に原発を利用する上で重要な政策課題だ。知事の判断は大きな意味を持つ。事業開始に向けた作業を着実に進めてもらいたい」と述べた。

宮下知事「安全協定締結妥当」と判断 調印式は8月9日予定 青森・むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設
2024.07.29

宮下知事「安全協定締結妥当」と判断 調印式は8月9日予定 青森・むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設

青森県むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、宮下知事は会見を開き、安全協定と覚書を締結する意向を表明しました。29日、事業者のリサイクル燃料貯蔵に締結の申し入れをしたということです。調印式は8月9日の予定です。むつ市にある中間貯蔵施設は使用済み核燃料を再処理

青森知事、安全協定締結「妥当」 中間貯蔵施設で
2024.07.29

青森知事、安全協定締結「妥当」 中間貯蔵施設で

 原発から出た使用済み核燃料を一時保管する中間貯蔵施設(青森県むつ市)に関し、同県の宮下宗一郎知事は29日の臨時記者会見で、むつ市、事業者のリサイクル燃料貯蔵(RFS)と安全協定を締結することが妥当と表明した。 8月9日に調印式を行う。 

青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明
2024.07.29

青森知事、使用済み燃料の搬入受け入れ表明

 原発の使用済み核燃料を保管する青森県むつ市の中間貯蔵施設について、宮下宗一郎知事は29日の記者会見で、事業者との安全協定について「締結することが妥当と判断した」と述べ、燃料の搬入を受け入れる考えを明らかにした。

RFSと安全協定を締結して8月9日に調印式 むつ市使用済み核燃料中間貯蔵施設 青森県
2024.07.29

RFSと安全協定を締結して8月9日に調印式 むつ市使用済み核燃料中間貯蔵施設 青森県

むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業に必要な安全協定について、青森県の宮下知事は先ほど会見を開き、事業者と締結する考えを示し、8月9日に調印式を行なうと明らかにしました。宮下知事は先ほど午後6時から会見を開き、中間貯蔵施設の操業に必要となる安全協定について、事業者・RFSと締

核燃料受け入れ最終調整、青森 中間貯蔵施設、事業者と協定へ
2024.07.29

核燃料受け入れ最終調整、青森 中間貯蔵施設、事業者と協定へ

 今夏にも全国で初めて原発の使用済み核燃料の搬入が始まる計画の中間貯蔵施設(青森県むつ市)について、宮下宗一郎知事が受け入れの前提となる安全協定をむつ市、事業者との間で締結する方向で最終調整していることが29日、関係者への取材で分かった。同日夜に記者会見し、表明するとみられる。 

青森・むつ市の使用済み核燃料「中間貯蔵施設」 青森県が「安全協定」締結へ
2024.07.29

青森・むつ市の使用済み核燃料「中間貯蔵施設」 青森県が「安全協定」締結へ

使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、青森県は安全協定の締結に応じる方針を固めました。宮下知事は29日夕方、会見を開き判断を示します。青森県むつ市にある中間貯蔵施設は、使用済み核燃料を再処理するまで一時保管する施設で、リサイクル燃料貯蔵が9月までの事業開始を目指しています。

町のシンボルは“キノコ雲” 核燃料の生産拠点で暮らす人々の複雑な思いに耳を傾けたドュメンタリー「リッチランド」
2024.07.28

町のシンボルは“キノコ雲” 核燃料の生産拠点で暮らす人々の複雑な思いに耳を傾けたドュメンタリー「リッチランド」

 アメリカ・ワシントン州南部にあるリッチランドは核燃料生産拠点で働く人々のために作られた。町のシンボルは“キノコ雲”。「川の魚は食べない」と語る人、原爆への複雑な思いを口にする人──町の人々に静かにカメラを向けた、映画「オッペンハイマー」のその後といえるドキュメンタリー「リッチランド」。アイリ

山本知也むつ市長が宮下宗一郎青森県知事と面談「協定締結できる環境が整った」考え伝える むつ市・使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業に必要な「安全協定」締結に向けた動きが加速
2024.07.24

山本知也むつ市長が宮下宗一郎青森県知事と面談「協定締結できる環境が整った」考え伝える むつ市・使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業に必要な「安全協定」締結に向けた動きが加速

青森県むつ市の「使用済み核燃料中間貯蔵施設」の操業に必要な、安全協定の締結に向けた動きが加速しています。立地自治体の山本知也むつ市長は、24日に宮下宗一郎知事と面談し「協定締結できる環境が整った」という考えを伝えました。むつ市の山本知也市長は24日、宮下知事と面談し、事業者の「R

青森県・宮下宗一郎知事が齋藤健経済産業大臣と会談して「4項目」要望 むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の稼働に向けて
2024.07.23

青森県・宮下宗一郎知事が齋藤健経済産業大臣と会談して「4項目」要望 むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設の稼働に向けて

2024年9月までの事業開始を目指している青森県むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設を巡り、齋藤経済産業大臣は宮下知事との会談の席で、貯蔵期間終了後の核燃料の搬出先について、六ヶ所村の再処理工場を想定した対応を検討する意向を示しました。宮下知事は23日午後、東京都内で齋藤健経済産業

中間貯蔵後の使用済み核燃料「六ケ所に搬出」 経産相が方針
2024.07.23

中間貯蔵後の使用済み核燃料「六ケ所に搬出」 経産相が方針

 7月以降の操業開始を予定している使用済み核燃料中間貯蔵施設(青森県)について、青森県の宮下宗一郎知事が23日、斎藤健経済産業相と経産省内で面会した。斎藤経産相は、中間貯蔵を終えた後の使用済み核燃料を六ケ所再処理工場(同)に搬出する方針を示し「(今年度内に改定する)次期エネルギー基本計画で具体

搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料
2024.07.23

搬出先、次期エネ基で具体化 中間貯蔵の使用済み核燃料

 斎藤健経済産業相は23日、宮下宗一郎青森県知事と経産省で面会し、今夏にも原発の使用済み核燃料が初めて搬入される計画の中間貯蔵施設(青森県むつ市)からの燃料の搬出先について、同県六ケ所村に建設中の再処理工場を念頭に、次期エネルギー基本計画で具体化を図る考えを示した。 中間貯蔵施設