# 月面

月面基地の建設に使える材料は?–セメント混合技術をISSでテスト
2024.08.16

月面基地の建設に使える材料は?–セメント混合技術をISSでテスト

米航空宇宙局(NASA)は米国時間8月12日、将来の月面基地の建設を想定したセメントの混合技術の実証実験を国際宇宙ステーション(ISS)で実施したと発表した。 NASAは「Artemis」計画として、将来的な月面基地の建設を予定している。「Artemis III」とその後継ミッシ

過熱する宇宙開発競争、目下の焦点は「月の南極」の開発と資源探査
2024.08.15

過熱する宇宙開発競争、目下の焦点は「月の南極」の開発と資源探査

 (国際ジャーナリスト・木村正人)■ 「再生可能エネルギーを宇宙で調達、地球のエネルギー危機を救う」 [ロンドン発]「私たちのミッションは宇宙観光が必要かを検討することです。宇宙での友好関係を維持するため、政府や民間企業が宇宙観光を管理することも考えられます。しかし

ラッコやジュゴンを月へ? DNA貯蔵庫を月に設置する計画
2024.08.14

ラッコやジュゴンを月へ? DNA貯蔵庫を月に設置する計画

ここが一番安全?暑いです。毎年のように暑い暑いと叫ばれてますが、でも今年の夏は、やっぱり異常に思えます。このままいったら、もうどうなってしまうんでしょう? えっ、人類は終末に備えたほうがよい? そのカギは月にあったりして。実は地球規模の絶滅の危険に備えるべく、すでに

民間初の月面着陸を成功させた人物に「宇宙飛行士ロックスター賞」
2024.08.11

民間初の月面着陸を成功させた人物に「宇宙飛行士ロックスター賞」

元NASAの宇宙飛行士であるジャック・フィッシャーは、航空宇宙企業Intuitive Machines(インテュイティブ・マシーンズ)のチームを率いて、アポロ17号以来となる米国宇宙船による月面着陸を成功させた功績により、2024年度の宇宙飛行士ロックスター賞(Astronaut Rock S

月・静かの海に巨大な「地下空洞」が存在 将来の基地建設の可能性も
2024.08.08

月・静かの海に巨大な「地下空洞」が存在 将来の基地建設の可能性も

NASAの月周回探査機ルナー・リコネッサンス・オービター(LRO)が収集したレーダー観測データの分析により、月面で知られる最も深い洞窟の可能性があると考えられる地下空洞の存在が明らかになった。この空洞には、直径約100mの「天窓」のような入口がある。将来の月面基地建設の候補地とな

未来の月面体験ができるイベント「月面ワンダー」–SKSの宇宙キッズジャーナリストが現地取材
2024.08.07

未来の月面体験ができるイベント「月面ワンダー」–SKSの宇宙キッズジャーナリストが現地取材

街全体で楽しめる本格謎解きイベントと、大迫力の未来月面体験ができるイベント「月面ワンダー~日本橋に月をつくってみた~」の記者発表が、7月19日に東京・室町三井ホール&カンファレンスで実施された。 子どもだけで構成される宇宙プレスセンター「SPACE KIDS STATION」(S

NASA、月への貨物輸送を民間企業に委託する「CLPS」で新契約を発表へ
2024.08.07

NASA、月への貨物輸送を民間企業に委託する「CLPS」で新契約を発表へ

米航空宇宙局(NASA)は科学機器や探査車などの貨物(ペイロード)の月への輸送を民間企業に有償で委託する「商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services:CLPS)」を進めているが、その新しいものを近々発表することが明かされた。海外メディアのSpace

月面に残してきた星条旗ってどうなっているの?
2024.08.04

月面に残してきた星条旗ってどうなっているの?

月面には、アメリカの国旗が立っています。1969年人類初の有人月面着陸を成功さえせたアポロ11号のものがもっとも有名ですが、他にもアポロ12号(1969年)、14号(1971年)、15号(1971年)、16号(1972年)、17号(1972年)が星条旗を置いてきました。<

鳥取砂丘なくして月面探査なし!? ブリヂストンの月面車用タイヤ開発が行われる「ルナテラス」とは?
2024.08.02

鳥取砂丘なくして月面探査なし!? ブリヂストンの月面車用タイヤ開発が行われる「ルナテラス」とは?

 クルマをはじめ、さまざまな車両に装着されているタイヤ。メソポタミア文明の壁画に車輪が描かれていたことを考えると、タイヤは人類の文明発展に必要なアイテムといえる。そんなタイヤは、現在の最先端技術が集結している分野のひとつである、航空宇宙分野でも使われているのだ。今回は、そんな宇宙の世界でもっと

ブルームーンを祝うオメガ×スウォッチ登場! 「こだわりの販売方法」とダイヤルに隠された「秘密のディテール」とは!?
2024.07.31

ブルームーンを祝うオメガ×スウォッチ登場! 「こだわりの販売方法」とダイヤルに隠された「秘密のディテール」とは!?

 月面に到達した時計として知られるオメガの「スピードマスター」、通称“ムーンウォッチ”をベースとして生み出されるスウォッチとの人気コラボシリーズの「ムーンスウォッチ」。 これまでにも月やさまざまな天体をモチーフとしたユニークでストーリー性に満ちたコレクションを展開してきましたが、

世界初の有人月面着陸に成功した「アポロ11号」から今年で55年
2024.07.28

世界初の有人月面着陸に成功した「アポロ11号」から今年で55年

こちらは今から55年前、1969年7月21日(日本時間・以下同様)に月の「静かの海」で撮影された写真です。星条旗の隣に立っているのはアメリカ航空宇宙局(NASA)の有人月探査計画「アポロ計画」における初の有人月面探査ミッションとなった「Apollo 11(アポロ11号)」のBuz

宇宙飛行士の住居になりそうな「月の洞窟」を発見…さらに数百の洞窟が存在する可能性(海外)
2024.07.28

宇宙飛行士の住居になりそうな「月の洞窟」を発見…さらに数百の洞窟が存在する可能性(海外)

月の地下に洞窟がある可能性を示すこれまでで最も説得力のある証拠が見つかった。 この大きな洞窟は、宇宙飛行士が働き、暮らすための安全で暖かい場所になるかもしれない。研究チームは、レーダー技術を用い、月面下のさらに多くの洞窟を特定したいと考えている。月で人

【ニール・アームストロング】人類初の偉業が見せてくれる現代の夢とは?
2024.07.27

【ニール・アームストロング】人類初の偉業が見せてくれる現代の夢とは?

アポロ11号の船長として、人類ではじめて月面に降り立った人物、ニール・アームストロング。月面着陸そのものへの陰謀論もくすぶる中、アポロ計画が現代社会に問いかけるものとはいったいなんなのか。さて、モーリーはどう見る!?人類が月に降り立って55年が経ち、すでに世界の3分の2の人は当時

中国、月面基地に50カ国参加を目指す「グローバルサウスや西側の協力を歓迎」
2024.07.25

中国、月面基地に50カ国参加を目指す「グローバルサウスや西側の協力を歓迎」

中国は同国が主導する月面基地計画「国際月面研究ステーション(International Lunar Research Station:ILRS)」への50カ国の参加を目指していることが、国営テレビ局中国中央電視台の英語チャンネル「China Global Television Network」

中国が月の試料から水分子を発見 土壌からは初めて、科学誌に掲載へ
2024.07.23

中国が月の試料から水分子を発見 土壌からは初めて、科学誌に掲載へ

 中国国営中央テレビは23日、2020年に無人探査機「嫦娥(じょうが)5号」が月から持ち帰った試料の土壌から、水の分子が初めて発見されたと報じた。近く科学誌ネイチャー・アストロノミーのオンライン版に掲載されるという。 報道によると、発見したのは中国科学院物理研究所の陳小龍研究員ら

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」政治や事件をエンタメ・ビジネスに変えてしまう国民性の強さを感じる一作
2024.07.23

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」政治や事件をエンタメ・ビジネスに変えてしまう国民性の強さを感じる一作

【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。米現地時間13日、ペンシルべニア州で開かれた集会で演説中のトランプ前大統領が銃撃を受けましたね。テロ行為は何があっても肯定してはいけないし、あってはならないこと。それが前提ですが、拳を突き上げ民衆に「ファイト!」とアピールするトランプさんの姿に

月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」、今も生きている可能性
2024.07.22

月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」、今も生きている可能性

「まだまだ日本人が知らない 世界のニュース50」2019年4月、イスラエルの月探査機「ベレシート」は民間初の着陸成功を目指したが、高度150メートルでトラブルに見舞われ時速500キロで月面に激突した。問題は炎暑、厳寒、真空、乾燥、放射線とあらゆる過酷な環境に耐え得る「地球最強生物

月の地下に洞窟を発見。将来の活動拠点として期待できそう
2024.07.21

月の地下に洞窟を発見。将来の活動拠点として期待できそう

イタリアの研究チームが月面のレーダー画像を分析し、月の地下に洞窟を発見しました。この洞窟は、今後人類の月での恒久的な活動拠点の候補地になる可能性があります。この洞窟は、月で最も深いピット(縦孔)として知られる静かの海(Mare Tranquillitatis)の縦孔にあります(静

「資源探査車」「太陽探査機」…韓国モデル、宇宙科学の国際イベントで披露
2024.07.21

「資源探査車」「太陽探査機」…韓国モデル、宇宙科学の国際イベントで披露

【07月21日 KOREA WAVE】韓国宇宙航空庁は15日、宇宙科学分野で世界最大規模の国際イベントである国際宇宙研究委員会(COSPAR)学術総会を釜山(プサン)で開催し、約60カ国の研究者3000人余りが集まった。付帯イベントとして開かれた展示会の片隅には、金色の小型車が走

人類が月に降り立ったのは55年も前! なぜいまになってトヨタや日産やブリヂストンが月面探索車両の開発を行うのか?
2024.07.20

人類が月に降り立ったのは55年も前! なぜいまになってトヨタや日産やブリヂストンが月面探索車両の開発を行うのか?

 トヨタ自動車や日産自動車は、月面探索車両の開発を進めている。ブリヂストンは、その月面探索車両のためのタイヤ開発を行っている。地球上を走るクルマの技術の応用といえるが、なぜ、月面なのか? 世界で初めて有人による月面着陸を果たしたのは米国だ。無人の宇宙船が月面着陸を成功させたのは、